口コミへの 返し方で、読んでいる人が 決めます
口コミに返すのは、書いた本人のためではありません。それを読んでいる次のお客様のためです。返す・返さない・消す の線をその場で判じている店は、毎回 違う顔になります。返し方の型と、キャストへの伝え方、数え方を整理しました。
「この口コミ、返した方がいいですかね」
返す相手は、書いた人ではありません。
書いた人は、もう決めています。**読んでいるのは、まだ来ていない人です。**返し方が見られているのは、そちらです。
要点
- 返す相手は 書いた人ではなく、読んでいる人
- 返す・返さない の線を 先に決める(その場で判じない)
- 悪い口コミほど、返し方が見られる
- キャストの名前が出ている時は、本人へ先に伝える
- 消すことより、次の 1 件を増やす方が効きます
1 行で言うと
| 口コミの中身 | 返すか | 何を書くか |
|---|---|---|
| 良い | ⭕ 返す(短く) | 御礼だけ |
| こちらの落ち度 | ⭕ 返す | 認める + 何を変えたか |
| 事実と違う | ⭕ 返す(1 度だけ) | 事実を 1 行 |
| 中身が無い・荒らし | 🔴 返さない | ― |
3 行目がいちばん難しく、いちばん見られます。
なぜ 返す相手が 違うのか
書いた人 …もう 決めている。返しても 変わりにくい
読む人 …まだ 決めていない。返し方で 決める
⚠️ **書いた人を説得しようとすると、長くなります。**長い返信は、読んでいる人に「言い訳」と映ります。
⇒ **短く、事実だけ。**それが読んでいる人へ効きます。
一 良い口コミ ── 短く返す
⭕ 「ありがとうございます。またお待ちしております」
🔴 長い御礼(読まれない)
⚠️ **全部に返さなくても構いません。**ただし 返す/返さないの基準を、その場の気分で決めないことが要ります。
⭕ 全部に 返す / 一定の 長さ以上に 返す(基準が 在る)
🔴 気が向いた物に 返す
二 こちらの落ち度 ── 認めて、変えた所を書く
⭕ 「ご不快な思いをおかけいたしました。
配車の手順を見直し、○○を変更いたしました」
🔴 「ご意見ありがとうございます。今後の参考にいたします」
⚠️ 二つ目は、読んでいる人に「何も変わっていない」と伝わります。
⇒ **何を変えたかを 1 つ書きます。**書けることが無いなら、書けるようにしてから返します。
返金の線そのものは 返金の線を どこに引くか に書きました。口コミに出る前に、その場で片づいている方が安いです。
配車の遅れが元なら 配車で売上を決めているのは「戻りの時間」です と 送迎の連絡が 途切れる ── 車に居る人は 画面を見られない を見ます。
三 事実と違う ── 1 行だけ、1 度だけ
⭕ 「ご記載の日に、当店ではご予約を承っておりません。
お心当たりがございましたら、○○までご連絡ください」
🔴 長く 反論する
🔴 何度も 返す
⚠️ 2 度目を返すと、読んでいる人には「争っている店」に見えます。
⇒ **1 行、1 度。**それ以上は、どちらが正しくても損をします。
記録が 無いと 書けない
「ご予約を承っておりません」と書くには、記録が要ります。
⚠️ 記録が無い店は、事実と違う口コミにも反論できません。⇒ トラブルの記録が無い店は、相手の記録だけで語られます に書いた通りです。
四 キャストの名前が 出ている時
本人へ先に伝えます。
⭕ 返す前に 本人へ 伝える(良い口コミも 悪い口コミも)
🔴 本人が 自分で 見つける
⚠️ 自分で見つけた時の効き方は、伝えられた時と全く違います。
悪く書かれた時
一 本人へ 先に 伝える
二 店として どう 返すかを 伝える
三 本人の 言い分を 聞く(返信の 前に)
⚠️ 三を飛ばして返すと、本人が「店が認めた」と受け取ります。
⇒ 辞める前に出るサインは キャストが辞める 3 週間前に出るサイン に書きました。悪い口コミを自分で見つけた日は、そのサインの始まりになることがあります。
良く書かれた時
伝えている店が、意外と少ない所です。⇒ 伝えるだけで続きます。金はかかりません。
五 消すより 増やす
消す …できる場合と できない場合が ある。時間も かかる
増やす …1 件 増えるごとに、悪い 1 件の 重みが 下がる
⚠️ 消すことに手をかける店ほど、数が増えません。
増やし方
⭕ 満足していた お客様に、その場で お願いする
🔴 何かを 渡して お願いする(規約に 触れる場合が ある)
⚠️ 見返りを渡す形は、媒体の規約に触れることがあります。⇒ 媒体ごとの規約を確かめてからにします。ここは店ごとの判断ではなく、媒体の決まりに従う所です。
貼る 4 行
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口コミへの お返し
一 良い …短く 御礼(基準どおり 全部/一定の 長さ以上)
二 落ち度 …認める + 何を 変えたか 1 つ
三 事実と違う …1 行、1 度だけ。2 度 返さない
四 中身が無い …返さない
⇒ キャストの 名前が 出ている時は、返す前に 本人へ。
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数えておく 3 つ
一 月に 何件 付いたか
二 うち 落ち度の 件数
三 落ち度の 中身(配車 / 接客 / 料金 / 連絡)
⚠️ **三が要ります。**中身で、直す所が分かれます。
| 落ち度の中身が多い所 | 直す所 |
|---|---|
| 配車 | 戻りの時間 / 台数 |
| 接客 | 教育 / ゲストノート |
| 料金 | 伝え方(電話の 時点で 言っているか) |
| 連絡 | 連絡の 形 |
⇒ 口コミを見て「接客を頑張ろう」と言う店が多いのですが、中身を数えると配車が多いことがよくあります。
ゲストノートの書き方は ゲストノートは 何を書けば 効くのか に書きました。
まとめ
- 返す相手は 書いた人ではなく、読んでいる人
- **短く、事実だけ。**長い返信は言い訳に見える
- 落ち度は 認めて、変えた所を 1 つ書く
- 事実と違う時は **1 行、1 度だけ。**2 度返すと争っている店に見える
- キャストの名前が出ている時は、返す前に本人へ
- **消すより増やす。**ただし見返りを渡す形は媒体の規約を確かめる
- **落ち度の中身を数える。**接客だと思っていた所が配車のことがある
**返信は、書いた人への手紙ではありません。**まだ来ていない人が読む、店の説明文です。