オプションを 増やしても 売れないのは、すすめる人が 損をするからです
オプションの品数を増やしても、客単価は上がりません。上がるのは、すすめる人に動機が在る時だけです。率の置き方、すすめる場面、断られた時の扱い、数え方を整理しました。
「オプションを 3 つ 増やしました」
品数を増やしても、客単価は上がりません。
上がるのは、すすめる人に動機が在る時だけです。動機が無ければ、品数がいくつ在っても出ません。
要点
- オプションが出ないのは 品数の問題ではない
- すすめる人が 同じ率で手間だけ増える形になっていないかを見る
- すすめる場面を決める。いつ言うかで、出る率が変わる
- 断られた時の扱いを決めないと、2 回目を言わなくなる
- 数えるのは 点数ではなく、すすめた回数に対する率
1 行で言うと
| 何が起きているか | 直す所 |
|---|---|
| 品数は在るが 出ない | すすめる人の 取り分 |
| 一部の人しか 出さない | すすめ方が 共有されていない |
| すすめると 嫌がられる | すすめる 場面 |
| 単価は 上がったが 続かない | 中身が 見合っていない |
1 行目が、いちばん多い所です。
一 率 ── 基本より 高く置く
基本 60% / オプション 60%
⇒ キャストにとって「同じ率で 手間だけ 増える物」⇒ すすめない
基本 60% / オプション 70-80%
⇒ すすめる動機が 立つ
⚠️ 率を一律にしている店で、オプションが出ないのは当然です。
層ごとに率を分ける考え方は バック率は 1 つの数ではない にまとめました。オプションは、伸ばしたい所へ率を置く層です。
受付にも 置く
すすめるのはキャストだけではありません。電話で受ける時が、いちばん通ります。
⭕ 受付にも 1 件あたり ○円
🔴 受付は 時給だけ(すすめる動機が 無い)
二 すすめる 場面
同じ言葉でも、言う刻で通り方が変わります。
| 場面 | 通り方 | 理由 |
|---|---|---|
| 電話で 受ける時 | いちばん通る | まだ 財布が 開いていない |
| 入った直後 | 中 | まだ 気持ちが 決まっていない |
| 終わり際 | 通らない | もう 終わりだと 思っている |
⚠️ 終わり際にすすめている店が多い所です。そこは、いちばん通らない刻です。
電話で 言う 1 行
⭕ 「○○も ご一緒に いかがですか。○円 でございます」
🔴 「オプションも ございます」(何が 在るか 分からない)
名前と額を言います。「ございます」だけでは、選べません。
三 断られた時
🔴 断られた ⇒ 次から 言わなくなる
⭕ 断られても 数える(すすめた回数として)
⚠️ 断られた回数を数えていないと、すすめた人が損をした気になります。
⇒ すすめた回数を評価する形にすると、断られても続きます。
⭕ すすめた 回数 × 通った 率 を 見る
🔴 通った 件数だけ 見る
四 中身が 見合っているか
単価は 上がったが、次が 来ない
⇒ オプションの 中身が 額に 見合っていない
⚠️ これは料金の問題ではなく、中身の問題です。⇒ 口コミに出ます。
口コミの落ち度の中身を数える話は 口コミへの 返し方で、読んでいる人が 決めます に書きました。「料金」が多い月は、ここを見ます。
五 延長との 違い
オプション …中身が 増える
延長 …時間が 増える
⚠️ **延長は配車とシフトに直接 効きます。**オプションは、そこまで効きません。⇒ 判ずる人が違います。
オプション …キャスト・受付が その場で 受けてよい
延長 …受付が 判ずる(次の予約と 配車が 見える人)
延長の判じ方は 延長は 現場が いちばん 判じにくい に書きました。2 つを同じ扱いにすると、オプションまで止まります。
六 深夜との 重なり
深夜料金を オプションにも 乗せるか
⚠️ 乗せると、深夜のオプションが重くなって出なくなります。
⇒ 基本だけに乗せるのが、いちばん分かりやすい形です。深夜料金の層の置き方は 深夜料金を 乗せると、乗せた分だけ 揉めます に書きました。
数えておく 4 つ
一 すすめた 回数(人ごと)
二 通った 回数
三 通った 率(二 ÷ 一)
四 オプションが 付いた受注の 割合
⚠️ **三が要ります。**四だけ見ると、すすめていない人が分かりません。
A …すすめた 40 回 / 通った 12 回 ⇒ 30%
B …すすめた 5 回 / 通った 3 回 ⇒ 60%
率は B が高いが、額は A が 4 倍。⇒ すすめる回数を増やす方が、率を上げるより早いことがよくあります。
⚠️ 一を数える形が無い店では、この判断ができません。
貼る 3 行
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オプションの ご案内
一 お電話で お受けする時に、名前と 額を お伝えする
二 断られても 数える(すすめた 回数として 残す)
三 終わり際には すすめない
⇒ お取り分 …オプションは ○%(基本より 高く)
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よくある詰まり所
「品数を 増やしたい」
⚠️ **増やす前に、いま在る物が出ているかを見ます。**出ていないなら、増やしても同じです。
「すすめるのが 苦手 という人が 居る」
⇒ 電話で受ける時に受付が言う形にすると、キャストがすすめなくても出ます。
「率を 上げると 利益が 減る」
⚠️ 出ていない物の率を上げても、減る利益は 0 です。⇒ 出るようになってから、率を見直します。
まとめ
- オプションが出ないのは 品数の問題ではない
- 基本より高い率を置く。同率だと手間だけ増える
- 受付にも置く。電話で受ける時がいちばん通る
- 終わり際にすすめない
- **断られた回数も数える。**通った件数だけ見ると、すすめる人が損をする
- すすめる回数を増やす方が、率を上げるより早い
**すすめる人が損をする形になっていないか。**品数を数える前に、そこを見ます。