割引を やめる時 ── 客足を 落とさずに 外す 順番
始めた割引は、やめる時の方が難しいものです。急に外すと常連が離れ、続けると利が削られます。どの割引から外すか、どう伝えるか、外した後に何を見るかをまとめました。
開店時に 始めた 初回割引。雨の日割引。平日割引。気がつくと 割引が 3 つ 重なり、正規の 料金で 払う方が ほとんど いなくなって おります。
やめたい。けれど 外した途端に お客様が 減るのでは と 思うと、手が 止まります。
⚠️ **割引は 始める時より やめる時の 方が 難しうございます。**順番を 決めれば、客足を 大きく 落とさずに 外せます。
先に 結論
- まず どの割引で 誰が 来ているか を 数えます
- 外す順は 重なっている物 → 常連が 使っている物 → 新規の 入口
- 一度に 全部 外さず、1 つずつ 2 か月 空けて
- 常連には 先に 個別に 伝えます
- 外した後は 2 か月後の 常連の 来店回数 を 見ます
一 …まず 数えます
割引ごとに、誰が 使っているかで 意味が まるで 違います。
割引ごとに
使った 件数
そのうち 初回の方 と 常連の方 の 割合
割引が 無くても 来ていた と 思われる 方(常連で 毎週 来ている等)
平日割引 …使った 120 件 / 常連 85% / うち 毎週 来る方 60%
初回割引 …使った 40 件 / 初回 100%
⇒ **平日割引は 常連への 値引きに なっております。**割引が 無くても 来ていた方に 払っている 形でございます。
二 …外す 順番
一 重なっている 割引(雨の日 × 平日 など、二重に 引いている物)
二 常連が 主に 使っている 割引(無くても 来る方への 値引き)
三 新規の 入口の 割引(初回割引)…最後に 残す か 残したまま
⚠️ 初回割引は 最後でございます。新しい方の 入口を 先に 閉じますと、客数そのものが 細ります。
なぜ 重なりから か
二重に 引いている …外しても「割引が 1 つ 減った」だけに 感じられる
⇒ いちばん 気づかれにくく、いちばん 利が 戻る所でございます。
三 …一度に 全部 外さない
まずい …来月から 割引を すべて 廃止
よい …1 つずつ、2 か月 空けて
⇒ 1 つ 外して 2 か月 様子を 見れば、その割引が 客足に どれだけ 効いていたかが 分かります。
⚠️ まとめて 外しますと、減った時に **どの割引が 効いていたのか 分かりません。**戻す時も 全部 戻す事に なります。
四 …常連には 先に 個別に
常連が 使っている 割引を 外す時が、いちばん 注意が 要ります。
まずい …張り紙・一斉送信で 知る
よい …よく 来られる方へ、担当の キャストから 先に
「来月から 平日の 割引が 無くなります。
いつも 来ていただいているので、先に お伝えしたくて」
⇒ 後から 知るのが いちばん 不快でございます。先に 聞いた方は 「大事に されている」と 受け取られます。
⚠️ 代わりに 何か 付ける 必要は ございません。先に 伝える事 自体が いちばん 効きます。
五 …外した後に 見る 数字
1 か月目 …予約の 件数(すぐ 出ます。ただし 下がって 見えやすい)
2 か月目 …常連の 来店回数(ここが 本番)
⚠️ 1 か月目で 判じないでください。割引の 最後の 駆け込みが 前の月に 集まり、外した月は 低く 出がちでございます。
戻す 条件を 先に 決めます
「2 か月後に 常連の 来店回数が 2 割 以上 減っていたら 戻す」
⇒ **外す日に 戻す条件も 書いておきます。**後から 決めますと、外した手前 戻しにくく なります。
六 …割引の 代わりに 残す 物
割引を 外しても、「来る 理由」は 残しておきます。
値引き …料金を 下げる
代わり …覚えてくれている / 好みを 知っている / 予約が 取りやすい
⇒ 常連が 通う 理由は、値段より 関係である事が 多うございます。割引を 外す時こそ、関係の 方を 手厚く します。
控えておく数字
一 割引ごとの 使用件数
二 割引ごとの 初回と 常連の 割合
三 外す前後の 常連の 来店回数
四 割引で 下げた 金額の 合計(月)
⚠️ **四を 一度 出してみてください。**多くの お店で、思っていたより 大きな 額に なります。
事務所に 貼る紙
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割引を やめる時
まず 数える …どの割引で 誰が 来ているか
外す順 …重なり → 常連が 使う物 → 新規の 入口(最後)
一度に 1 つ、2 か月 空けて
常連には 先に 個別に(担当の キャストから)
見る …2 か月後の 常連の 来店回数
戻す 条件を 外す日に 書く
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よくある ご意見
「割引を 外すと お客様が 減ります」
⇒ 減るのは 割引で 来ていた方からです。常連は 関係で 来ておられる事が 多く、先に 伝えれば 大きくは 減りません。
「初回割引も やめたい」
⚠️ 最後に 回してください。新しい方の 入口を 先に 閉じますと、減った分を 埋める 人が いなくなります。
「張り紙で 十分では」
⇒ 常連が 張り紙で 知ると、「言ってくれなかった」と 受け取られます。先に 一言 あるだけで 違います。
「1 つずつでは 時間が かかります」
⇒ 2 か月ごとなら 3 つで 半年でございます。その間に どの割引が 効いていたかが 分かります。
「割引の 総額を 出した事が ありません」
⇒ 1 か月分で 構いません。出してみると、外す 理由が はっきりします。
今週 やること
一 いまある 割引を すべて 書き出す
二 割引ごとに 使用件数 と 初回・常連の 割合を 出す
三 割引で 下げた 金額の 合計(1 か月)を 出す
四 最初に 外す 1 つを 決める(重なりから)
五 戻す 条件を 書き、常連への 伝え方を 決める
手で回すか、画面で見るか
割引ごとに 誰が 使ったかを 分ける 所が、手では いちばん 手間でございます。
手で回す …予約を 1 件ずつ 見て、割引と お客様を 突き合わせる
画面で見る …予約に 割引と お客様が 付いており、お客様ごとの 来店の 記録も 残っている
⇒ tasteck は 予約と お客様の 記録が つながっておりますので、割引を 使った方が 初回か 常連かを 記録から 分けられます。
⚠️ **割引を 手入力の 値引きで 入れていますと、どの割引かが 残りません。**割引ごとに 分けて 入れておく 必要が ございます。
まとめ
- まず どの割引で 誰が 来ているか を 数えます
- 外す順は 重なり → 常連が 使う物 → 新規の 入口
- 1 つずつ、2 か月 空けて
- 常連には 先に 個別に 伝えます
- 見るのは 2 か月後の 常連の 来店回数
- 割引の 代わりに 関係を 手厚く します
割引は 始めた日から、やめ方を 決めておく 物でございます。