出勤確認の連絡が 面倒なのは、返事を待っているからです
前日に「明日 出られますか」と全員へ送り、返事を待って集計する。この形は人数が増えるほど回らなくなります。返事を待たない形、返ってこない人の扱い、直前の変更をどう受けるかを整理しました。
「明日 出られますか」
この連絡を、毎晩 全員へ送っていませんか。
20 人へ送って、返ってくるのが 14 人。残り 6 人へもう一度送る。その作業が毎晩 1 時間という店があります。
要点
- 出勤確認が重いのは 返事を待っているから
- 形を変える所は 3 つ …誰が起点か / 返事の締め / 返ってこない時
- 「出ない人が言う」形にすると、連絡の数が 1/5 になる
- 返事の締めを決めていない店は、締めが無いのと同じ
- 直前の変更は止められない。受け方を決める
1 行で言うと
| 形 | 連絡の数 | 集計の手間 |
|---|---|---|
| 全員へ聞く | 人数ぶん | 毎晩 手で 集める |
| 出る人が 出す | 出る人ぶん | 集計は 要らない |
| 出ない人が 出す | 少数 | いちばん 軽い |
3 行目にできるかどうかが、分かれ目です。
一 誰が 起点か
全員へ聞く形(重い)
店 →(20 通)→ キャスト
キャスト →(14 通)→ 店
店 →(6 通 再送)→ 返事の 無い人
⚠️ 1 日 40 通のやり取りが発生します。しかも返ってこない人を追う作業が、いちばん重い所です。
出ない人が 出す形(軽い)
基本の シフトを 先に 置く(固定 or 前月に 提出)
⇒ 出ない日だけ、本人から 連絡が 来る
連絡は 3〜4 通で済みます。
⚠️ これができるのは、基本のシフトが先に在る店だけです。⇒ 毎日その場で決めている店は、まずそこを直します。
シフトの管理そのものは シフト DX に書きました。
二 返事の 締めを 決める
⭕ 「前日 ○時までに ご連絡ください」
🔴 締めを 書かない(直前まで 返ってくる)
⚠️ 締めが無いと、配車もシフトも決められません。
締めを 過ぎた時 どうするか
一 締めを 過ぎた分は 出勤として 数えない
二 数えないが、来たら 受ける
三 数えないし、来ても 受けない
⇒ 二が現実的です。⚠️ ただし 二にすると、締めを守る意味が薄くなります。⇒ 締めを守った人に何か在る形(配車の順が先、など)にすると、締めが動きます。
配車の順の決め方は 配車の順を どう決めるか に書きました。締めを守った人を先にするのは、基準が見える形の 1 つです。
三 返ってこない時
追わない形にします。
🔴 返事が 無い人へ 再送する(店の 手間が 増える)
⭕ 返事が 無い = 基本の シフト通り(先に そう 決めておく)
⚠️ 「返事が無い=出ない」にすると、人手が足りない日が出ます。⇒ **「返事が無い=出る」**の方が、現場は回ります。
出勤していない時が 分かる形
⭕ 入店の 打刻が 無ければ、その時点で 分かる
🔴 誰かが 気づくまで 分からない
⚠️ 打刻の形が無い店では、開店してから「あの人 来ていない」となります。
遅刻・当日欠勤の扱いそのものは 遅刻と当日欠勤を どう扱うか に書きました。
四 直前の 変更
止められません。⇒ 受け方を決めます。
一 どこへ 連絡するか(1 箇所に 決める)
二 何時まで なら 配車が 間に合うか
三 間に合わない時、どう 伝えるか
⚠️ 一が散っている店が多い所です。担当の携帯・店の電話・連絡の集まり。どこへ来ても誰かが拾う形は、誰も拾わない形です。
⇒ 1 箇所に決めて、そこだけ見ます。
連絡が途切れる形は 送迎の連絡が 途切れる ── 車に居る人は 画面を見られない に書きました。ドライバーと同じで、受ける側も 1 箇所でないと落ちます。
五 人数の 上限と 繋がる
出勤確認は、待機部屋の人数と繋がっています。
出られる人が 多い日 …そのまま 全員 入れると 1 人あたりが 落ちる
⇒ 上限の置き方は 待機部屋は 稼働率を 決めています に書きました。出勤確認の段階で調整すると、当日に断らずに済みます。
数えておく 3 つ
一 出勤確認に かかっている 時間(1 日)
二 締めまでに 返ってきた 割合
三 直前の 変更が 何件 出たか
⚠️ **一を数えていない店がほとんどです。**1 週間 正の字を付けるだけで出ます。
⚠️ 三が多い日は、基本のシフトが実情と合っていません。⇒ 連絡の形ではなく、シフトの組み方を見ます。
貼る 3 行
────────────────────────
出勤の ご連絡
一 基本の シフト通りに お願いいたします
二 お休みの日だけ、前日 ○時までに ○○へ
三 当日の 変更は、○時までなら 配車が 間に合います
⇒ ご連絡の 先は ○○ の 1 箇所だけ。
────────────────────────
よくある詰まり所
「基本の シフトが 無い」
そこから作ります。⇒ 週 1 日でも固定が在れば、連絡の数が減ります。
「返事が 無い人が 来ない」
「返事が無い=出る」にした時に起きます。⇒ 打刻が無ければすぐ分かる形にして、その時点で動きます。
「全員に 聞かないと 不安」
⚠️ 不安は減りますが、1 時間 使っています。⇒ 一(かかっている時間)を数えてから決めます。
まとめ
- 出勤確認が重いのは 返事を待っているから
- 「出ない人が言う」形にすると、連絡が 1/5 になる
- **返事の締めを書く。**守った人に何か在る形にすると、締めが動く
- 返ってこない人を追わない。「返事が無い=出る」で回る
- 直前の変更は止められない。連絡の先を 1 箇所に決める
- **かかっている時間を数える。**数えてから形を変える
**毎晩の 1 時間は、続ける理由が在って続いているわけではありません。**数えると、たいてい形の問題です。