予約は どの経路で 受けるか ── 増やすほど 記録が 割れます
電話・LINE・ネット・紹介。経路を増やすと受注は増えますが、記録が割れて数えられなくなります。経路ごとの向き不向き、絞る順、記録を1つに寄せる形。
「取りこぼさないよう、受ける所を 増やしました」
受ける所を 増やすほど、記録は 割れます。 そして 割れた記録からは、どの経路が 稼いでいるか 出ません。
増やす前に、寄せる先を 1 つ 決めるのが 順です。
この頁では 一 経路ごとの 向き/二 絞る順/三 1 つに 寄せる形 の順で、そのまま使える形に します。
まず結論(急ぎの方へ)
一 受ける所は 増やしてよい。ただし【記録の 行き先は 1 つ】
二 経路ごとに 誰が どこまで 決めてよいかを 揃える
三 いちばん 落ちるのは 個人の連絡先で 完結した予約
四 経路別の 数を 出せない店は、広告の費用対効果も 出せません
五 迷ったら 電話を 減らさない(この業界では まだ 主です)
⚠️ **三 が 効きます。**個人の連絡先で 取った予約は **その人が 休むと 誰も 知りません。**そして 辞めると 顧客ごと 消えます。
一 経路ごとの 向き
| 経路 | 向く事 | 弱い所 |
|---|---|---|
| 電話 | 条件の擦り合わせ・初回 | 記録が 残りにくい・同時に 1 件 |
| LINE 等 | 常連の 気軽な取り直し | 個人の連絡先に 溜まりやすい |
| ネット予約 | 刻の指定・24 時間 | 例外の 相談ができない |
| 紹介 | 定着が いちばん 高い | 増やしにくい |
⇒ どれが 良いという物では ありません。 ⚠️ 弱い所を 塞がずに 増やすと、そこから 落ちます。
1-1 電話の 弱い所を 塞ぐ
受けた その場で 記録に 入れる(後でまとめて、は 来ません)
出られなかった 番号を 残す(かけ直しの 有無を 数える)
⇒ 出られなかった件数を 数えていない店が ほとんどです。 ⚠️ ⇒ 山の刻に 何件 逃しているか、誰も 知りません。
1-2 LINE 等の 弱い所を 塞ぐ
店の 番号で 受ける(個人の連絡先で 受けない)
受けたら すぐ 記録へ 移す
⇒ 個人の連絡先は いちばん 楽で いちばん 危うい形です。
1-3 ネット予約の 弱い所を 塞ぐ
例外(延長・同伴・指名の細かい希望)を 書ける欄を 1 つ
入った予約を 誰が 見るか・いつ 見るかを 決める
⚠️ 見る刻を 決めていないと、深夜に入った分が 朝まで 誰も 見ません。
二 絞る順
2-1 減らすなら 下から
一 使われていない経路(月 数件)…畳む
二 個人の連絡先で 完結している分 …店の側へ 寄せる
三 記録に 入っていない分 …入れる形にする
⇒ 三 を 先に やってください。 経路を 減らす前に、在る経路の 記録を 揃える方が 効きます。
2-2 電話を 減らさない
この業界では 電話が まだ 主です
⇒ ネット予約を 入れても、電話は 残ります
⚠️ 電話を 減らす形にすると、初回の相談が 落ちます。 ⇒ 初回は 条件の擦り合わせが 要るためです。
2-3 増やす時は 1 つずつ
同時に 2 つ 増やすと、どちらが 効いたか 出ません
三 記録を 1 つに 寄せる
3-1 行き先を 1 つに 決める
どの経路で 受けても、最後は 同じ所に 入る
⇒ これが 揃っていないと
一 経路別の 件数が 出ない
二 同じ人が 二重に 登録される
三 当日の 食い違いが 起きる
⚠️ 二 は 特に 効きます。 詳しくは 顧客台帳に 何を残すか に 書いております。
3-2 経路を 1 つの欄で 持つ
予約 1 件につき【どこから 来たか】を 1 つ 記録する
⇒ これだけで
経路別の 件数・客単価・リピート率が 出ます
広告を どこへ 出すかの 判断が 数字で できます
⚠️ この 1 欄が 無いと、広告の費用対効果は 永久に 出ません。 求人の側の 同じ話は 求人媒体の費用対効果 に 書いております。
3-3 入れる刻を 決める
受けた その場(最優先)
遅くとも その日のうち
⚠️ 翌日に 回すと、細かい条件が 落ちます。 ⇒ そして 落ちた条件が、当日の 食い違いになります。
四 経路ごとに 揃える 3 つ
4-1 誰が どこまで 決めてよいか
値引き / 時間の変更 / 指名の変更
⇒ 経路で 違うと、お客様は 通しやすい方を 選ばれます。 ⚠️ 電話だと 通るのに ネットだと 通らない、が いちばん 揉めます。
4-2 断る時の 形
満席の 伝え方・次の 提案
⇒ 経路ごとに 違うと、印象が 揃いません。
4-3 確認の 出し方
いつ・何を 送るか(刻・場所・料金・指名)
⇒ 料金は 必ず 入れてください。 会計で 初めて 出る形が、いちばん 揉めます。
五 見ておく 4 つ
一 経路別の 件数(月ごと) 二 経路別の 客単価 ⇒ 件数が 多くても 単価が 低い経路が 在ります 三 出られなかった 電話の 件数(刻ごと) ⇒ ⚠️ ここを 数えている店は 少ないのですが、山の刻の 取りこぼしが 見えます 四 記録に 入るまでの 時間(受けてから) ⇒ 1 時間を 超える物が 多ければ、その場で 入る形に なっていません
六 経路ごとの 費用を 出す
経路の話が 感覚で 終わるのは、費用を 経路ごとに 割っていないためでございます。
6-1 出す式
その経路の 費用 ÷ その経路から 来た 受注の数 = 1 件あたりの 費用
⇒ ⚠️ 分母が 出せない店では、この式は 使えません。 だから 先に「どこから来たか」の 1 欄でございます。
6-2 費用に 何を入れるか
入れる …掲載の料金・広告の料金・その経路の 手数料
迷う …人の手間(電話は かかり、ネットは かからない)
⇒ 最初は 入れなくて 構いません。 ⚠️ ただし 入れていない事を 書いておいてください。後で比べる時に 効きます。
6-3 1 件あたりで 見ない方がよい場合
紹介 …件数は 少ないが 定着が 高い
⇒ 1 件あたりの費用だけで見ると 小さく見えます
⇒ ⚠️ 定着まで 見ないと、いちばん良い経路を 畳みます。 ⇒ ⇒ 1 件あたりの費用と その後 何回 来られたかを 並べてください。
七 増やす前の 検め 3 つ
新しい経路を 足す前に、3 つだけ確かめてください。
| 検め | 通らない時 |
|---|---|
| 記録の 行き先が 1 つに 決まっているか | 先に 決める |
| 誰が 見るか・いつ 見るかが 決まっているか | 先に 決める |
| 断る形が 用意できているか | 先に 書く |
⚠️ 三つ目が いちばん 落ちます。 新しい経路は 今まで来なかった相手が 来ます。⇒ 断る場面が 増えます。
7-1 「まず 出してみる」が 効かない訳
出す ⇒ 記録が 割れる ⇒ 数が 出ない ⇒ 良し悪しが 判じられない
⇒ 畳むかどうかも 決められない ⇒ 出したまま 残る
⇒ ⚠️ 試したのに 結果が 分からない形が いちばん 高くつきます。 出す前に 数える形を 決めておけば、畳む判断も できます。
八 山の刻に 落ちている分
いちばん 大きい取りこぼしは、新しい経路ではなく 今の電話に 在ります。
8-1 数える形
出られなかった 件数 ÷ かかってきた 件数
⇒ ⚠️ 多くの店が この分母を 持っておりません。 着信の記録が 残る形になっていないためでございます。
8-2 かけ直しを 数える
出られなかった ⇒ かけ直した ⇒ 予約になった
出られなかった ⇒ かけ直していない
⇒ 下の行が どれだけ 在るかでございます。 ⚠️ かけ直しは 誰の役かを 決めていないと、誰もいたしません。
8-3 山の刻を ずらす
出られない刻が 決まっている(開店直後・22 時台 など)
⇒ その刻だけ 受ける人を 1 人 足す
⇒ ⚠️ 人を増やす前に、まず どの刻かを 数えてください。 数えずに 増やすと、空いている刻に 人が 立ちます。
九 自社の画面を 育てる
外の経路は 手数料と 順位が こちらの手の外に 在ります。
外の経路 …出せば 来るが、費用も 順位も 相手の側
自社の画面 …育つのは 遅いが、費用も 順位も こちらの側
⇒ どちらかではなく、両方でございます。 ⚠️ ただし 自社の画面を 育てていない店ほど、外の値上げに 弱くなります。
9-1 育てる 3 つ
一 常連の方に 一度 使っていただく
二 使い方を 1 行で 伝える
三 使われた件数を 数える
⇒ ⚠️ 三 を 落とすと、育っているのか 分かりません。
十 経路を 畳む時
畳むのは 足すより 難しうございます。まだ 使っておられる方が 居るためです。
一 数を 見る(月 何件か・その方々は 他の経路を 使えるか)
二 案内を 出す(いつから 使えなくなるか)
三 一定の期間 両方 残す
四 畳む
⚠️ 三 を 飛ばすと、その方々が そのまま 消えます。 ⇒ 予約が 減った事にだけ 気づき、理由には 気づけません。
10-1 畳んだ後に 見る数
畳む前の 月の受注 / 畳んだ後の 月の受注
⇒ 減った分が 他の経路へ 移ったかを 見てください。 ⚠️ 総数だけを見ると、移ったのか 消えたのかが 分かりません。
よくある問い
Q. 経路は いくつまでが 良いのでしょうか。 ⇒ 数に 正解は ございません。記録の行き先が 1 つなら 増やしてよいでございます。
Q. LINE を やめた方がよいのでしょうか。 ⇒ やめる必要は ございません。個人の連絡先で 完結させないだけでございます。 ⇒ 詳しくは LINE で来た予約が 記録に残らない
Q. ネット予約は 例外に 弱いと 伺いました。 ⇒ 欄を 1 つ 足せば ほとんど 収まります。 ⚠️ 足した欄を 誰が 読むかを 決めていないと、書かれても 読まれません。
Q. 紹介を 増やすには。 ⇒ 増やしにくい経路でございます。まず 数えてください。 数えていないと、増えたかどうかも 分かりません。
Q. どこから 手を付ければ よろしいでしょうか。 ⇒ 予約 1 件に「どこから来たか」を 1 つ 書くでございます。 経路を 変える判断は、その数が 1 か月分 溜まってからで 十分でございます。
十一 経路ごとに 当日欠の率が 違う
同じ 1 件でも、来られる見込みは 経路で 変わります。
| 経路 | 当日欠の 出やすさ | 訳 |
|---|---|---|
| 紹介 | いちばん 低い | 紹介した方への 気兼ねが 働きます |
| 電話 | 低め | 一度 人と 話しておられます |
| ネット予約 | 高め | 押すだけで 取れる分、やめるのも 軽うございます |
⚠️ これを 見ずに 経路ごとの 件数だけで 比べると、判断を 誤ります。
11-1 出す式
その経路の 当日欠 ÷ その経路の 予約 = 当日欠の率
⇒ 経路ごとに 出してください。 ⚠️ 店全体で 1 つの数にすると、どの経路が 崩しているか 見えません。
11-2 高い経路に 手を打つ
一 前日に 一度 触れる
二 変更の道を はっきり 示す(やめるより 変える方が 楽な形に)
⇒ ⚠️ **二 が 効きます。**変えられないと、人は 黙って 来ない方を 選ばれます。
十二 入ってから 当日までの 間
予約は 取った時ではなく、来られた時に 売上になります。
取った ⇒ (間) ⇒ 来られた
⇒ この **(間)**で 落ちる分を、経路ごとに 見てください。
12-1 触れる刻を 決める
一 取った直後(受けた事の 確認)
二 前日か 当日(刻と 場所の 確認)
⚠️ 二 を 出していない店が 多うございます。 出さない理由は たいてい「誰が 出すか 決めていない」でございます。
12-2 出し方を 経路に 合わせる
電話で 取った方 …電話か 文字か、伺っておく
LINE で 取った方 …同じ所へ 返す
ネットで 取った方 …自動で 出る形にしておく
⇒ ⚠️ 別の道で 出すと 届きません。 取った道で 返すのが いちばん 確かでございます。
十三 1 か月で 揃える 手順
いきなり 全部は できません。1 か月で 順になさってください。
第一週 …予約 1 件に「どこから来たか」を 1 つ 書く
第二週 …個人の連絡先で 完結している分を 店の側へ 寄せる
第三週 …出られなかった件数を 数え始める
第四週 …経路ごとに 件数・当日欠・かけ直しを 並べる
⚠️ 第一週を 飛ばさないでください。 後ろの 3 つは すべて 第一週の 1 欄が 元でございます。
13-1 1 か月後に 出る物
経路ごとの 件数 / 当日欠の率 / 出られなかった件数
⇒ この 3 つが 揃うと、初めて「どこを 増やすか」が 決められます。 ⚠️ ⇒ ⇒ それまでは 増やす判断そのものが できません。
13-2 やらなくてよい事
経路を 減らす …数が 出るまで やらない
新しい経路を 足す …数が 出るまで やらない
⇒ ⚠️ 1 か月 待つのが いちばん 速うございます。 数の無いまま 動かすと、動かした事の 良し悪しも 分かりません。
経路の 先で 起きる事
経路を 揃えても、受けた後で 落ちる所が ございます。
受けた後に 変わる …前倒し・人数・指名の差し替え
受けた後に 消える …取消・当日欠
受けた後に 揉める …料金・キャンセル料
⇒ 変わった話が 現場へ 届かない形は 予約の変更が 現場まで 届かない に まとめております。
⇒ 消えた分の 扱いは 予約の取消と 当日欠、 料金の決めは キャンセル料の 決め方 に ございます。
⚠️ 経路を 増やすほど、この 3 つも 増えます。 ⇒ 増やす前に、受けた後の 3 つが 回っているかを 見てください。
記録が残る所に置く
上の 4 つは、どの経路で 受けても 同じ所に 入る形でないと 出せません。
電話は 手元の控え / LINE は 個人の連絡先 / ネットは 別の画面
⇒ 経路別に 数えられない
⇒ ⇒ どこへ 広告を 出すか 決められない
⇒ ⇒ ⇒ 「なんとなく 電話が 多い」で 毎年 同じ所へ 出し続ける
tasteck では 受注が 1 つの記録に 集まり、経路も 一緒に 残せます。 顧客の画面からの 予約も 同じ所に 入ります。
⚠️ ただし ツールは 最後です。まず 予約 1 件に【どこから来たか】を 1 つ 書く事から。 それだけで 来月から 経路別の 数が 出ます。
続けて 読む
受ける所を 増やすのは 構いません。増やしてよいのは、記録の 行き先が 1 つに なってからです。