キャバクラの顧客管理システム、費用はいくらが妥当か
月額 5,000 円から 5 万円まで開きがあります。何で値段が変わるのか、店舗数・キャスト数のどちらで課金されるのか、そして「安いのに高くつく」よくある失敗を、実際の価格構造から整理しました。
キャバクラの顧客管理システムを調べると、月額 5,000 円から 5 万円まで出てきます。10 倍の開きがあって、頁を読んでも理由が書いていない。
見るべき所は 4 つです。
値段が変わる 4 つの軸
| 軸 | 安い側 | 高い側 |
|---|---|---|
| 課金の単位 | 店舗数 | キャスト数・スタッフ数 |
| 範囲 | 顧客管理だけ | 受注・シフト・精算・会計まで |
| 分析 | 売上の集計 | 顧客の層別・媒体別 LTV |
| サポート | メールのみ | 導入時の移行作業込み |
いちばん効くのは 1 番目です。
店舗課金 … キャストが増えても値段が変わらない
人数課金 … 在籍 30 名で月 3 万、60 名で月 6 万
**キャバクラは在籍が動きます。**人数課金だと、繁忙期に人を増やした月だけ費用が跳ねます。そして辞めた分を減らす手続きを誰もやらないので、下がりません。
「安いのに高くつく」型
月額だけ見て決めると、次の 3 つで足が出ます。
**一 移行費用。**既存の顧客データを移すのに別料金がかかる、あるいは移せない。移せないシステムは、実質そこで顧客台帳を捨てることになります。
**二 オプションの積み上げ。**基本料金 5,000 円で、LINE 送信が +3,000 円、分析が +5,000 円、CSV 出力が +2,000 円。使う機能を全部足すと 15,000 円。
**三 端末や店舗の追加。**2 店舗目を出した時に倍になる契約か、そうでないか。
月額の数字は入口の値段で、運用の値段ではありません。
費用の妥当性は「何と比べるか」で決まる
システムの費用を「安い・高い」で判断するのは難しいので、置き換わるものと比べます。
比べる相手 …いま その作業に かかっている 時間
例えば手作業でやっている場合。
- キャストのシフトを LINE で集めて Excel に転記 … 週 2 時間
- 月末の精算を電卓と Excel で … 月 6 時間
- 顧客台帳の更新(紙またはメモ帳) … 週 1 時間
**月にすると約 18 時間。**時給 2,000 円のスタッフがやっているなら 36,000 円相当です。
月額 5,000 円のシステムが 18 時間のうち 10 時間を消せば、その時点で回収しています。
**⚠️ ただしこれは机上の計算です。**実際には作業が減っても人を減らさない限り現金は出ていきません。空いた時間を何に使うかまで決めないと、費用は消えません。
見積もりを取る時に聞く 5 つ
一 課金の単位は 店舗か 人数か。人数なら 上限と 変動の扱いは
二 既存データの移行は 込みか 別料金か。移せない項目は在るか
三 基本料金で 使えない機能は どれか(一覧で出してもらう)
四 2 店舗目を出した時の 料金は
五 解約した時 データは 出せるか。形式は
**5 番目を聞く人はほとんどいません。**そして入れ替える時に、いちばん困る所です。
「CSV で出せます」だけでは足りません。顧客・来店履歴・キャストの紐付けが同じ ID で繋がった形で出るかを聞いてください。バラバラの CSV は、移行先で繋ぎ直せません。
費用より先に決めること
何を測りたいかです。
売上を集計したいだけ …会計ソフトと Excel で足りる可能性が在ります
キャストを評価したい …指名種を分けて記録する仕組みが要ります
広告費の配分を決めたい …媒体を受注に紐づけ、来店をまたいで追える台帳が要ります
**3 番目まで要るなら、顧客管理システムが要ります。**1 番目だけなら、月 5,000 円でも高い買い物になり得ます。
タステックの話
タステックはナイトレジャー向けの予約・顧客管理システムです。作ったのは、この業界で 16 年 店舗を運営し、年商 2 億から 12 億へ伸ばした側です。他社はどこも IT 会社が作っています。
料金の考え方を先に書きます。
課金は 店舗数。キャストが 何人 増えても 変わりません
2 店舗まで 月額 5,000 円(約 $34)/ 10 店舗 15,000 円 / 25 店舗 30,000 円
30 日間 無料。いつでも解約できます
入っているもの …顧客管理・受注・配車・キャストシフト・ドライバーシフト・精算・会計分析・CTI連携(着信と予約画面が繋がっています)・顧客分析。オプションで積み上がる形にしていません。
多言語も実装済みです。
他社が出していない数字
媒体ごとに、来月いくらまで広告費を出してよいかを「金額」で出します。
グラフではなく金額です。各媒体が実際に連れてきたお客様の生涯価値に、自店の利益率を掛けた上限。その数字を持って媒体との交渉に行けます。
これを出すには、来店をまたいで残るお客様の台帳と、そこに乗った流入元と、生涯までの売上が同じ場所に要ります。ナイトレジャーの分野で、この金額を出力する製品は他にありません。
**費用の話に戻すと、ここが分岐点です。**月 5,000 円のシステムが、月 10 万円の広告費のうち無駄な 3 万円を教えてくれるなら、費用の議論はそこで終わります。
ChatGPT から聞けます
MCP で ChatGPT につながります。「今月、各媒体の上限はいくら」「先月いちばん本指名が増えたキャストは」── 会話で聞いて会話で返ってきます。
**ナイトレジャーWEB の実測で、この実装は業界初です。**同じ手順でどこからでも叩けます。
→ 料金 / キャバクラの顧客管理システム
今週やること
- **いまその作業に何時間かかっているかを 1 週間 測る。**比べる相手がないと、高いか安いか決まりません。
- **課金の単位を聞く。**店舗か人数か。人数なら変動の扱いまで。
- **基本料金で使えない機能を一覧でもらう。**口頭ではなく書面で。
- **解約時のデータ出力を聞く。**ID で繋がった形で出るか。
- **何を測りたいかを 1 文で書く。**それが決まらないうちは、どのシステムも高く見えます。
用語の整理は用語集にあります → CPM分析 / LTV / 媒体
関連 …CPM分析とは — 顧客を5つに分けて「今月の売上」の中身を見る / 精算が合わないのは、「回収」と「精算」を1つの表で見ているからです
数字について。 この記事に他社の具体的な料金は載せていません。公開されていない見積もりが多く、条件で変わるためです。**載せたのは当社の料金と、値段が変わる仕組みだけです。**比較は、上の 5 つを各社に同じ言葉で聞いて、自分で並べてください。