ツケの回収 ── 貸したつもりが無いのに 貸している
その場で払われなかった分は、決めた瞬間から貸付になる。誰が いつ 決めたかが残らないと回収できない。ツケが増える 3 つの入口と、増やさずに続ける形。
「今日は 持ち合わせが無くて」「次で まとめて」。
**その場で 断りにくい一言が、そのまま 貸付になります。**貸したつもりは 誰にもありません。
増える入口は 3 つ
一 常連なので 言い出しにくい(人の関係で 決まってしまう)
二 決めた人と 受ける人が 違う(現場は 断れない)
三 いくらまでか 決まっていない(線が無いので 毎回 その場の判断)
⇒ **三 が 元でございます。**線が無いと、断る人が 自分の判断で断った事になり、 角が立ちます。⇒ ⇒ 誰も 断らなくなります。
貸付だと 扱う
呼び方を変えるだけで 見え方が変わります。
その場で 払われなかった分 =【貸付】
⇒ 誰に いくら いつまで、を 決めていないなら それは 貸付ではなく 【ただの未回収】
⚠️ 「ツケ」と呼んでいる間は、期限が付きません。 期限の無い貸付は、時が経つほど 取りにくくなります。
決めておく 4 つ
一 上限の額 一人あたり いくらまで。⚠️ 人ではなく 額で 決めます。 「あの方なら」で 決めると、断る時に 説明ができません。
二 期限 何日以内か。⇒ 「次の来店時」は 期限ではありません(来ないかもしれません)。
三 決めてよい人 現場の誰が どこまで 決めてよいか。⚠️ ここを決めないと 全部が上へ上がり、 忙しい時ほど「まあいいか」で 通ります。
四 上限に達した時 どうするか 断るのか、一部を入れてもらうのか。先に決めておけば その場で揉めません。
記録に 4 つ 残す
一 誰の分か
二 いくらか
三 いつまでか
四 誰が 決めたか
⚠️ 四 が いちばん 落ちます。 決めた人が分からないと、回収する人が 事情を知らないまま 取りに行く事になります。 ⇒ 相手は「あの人が良いと言った」と言い、そこで 止まります。
回収は 早いほど 楽
当日〜3 日 …ふつうに 声を掛けられる
1 週間 …言い出しにくくなる
1 か月 …相手の側でも「もう済んだ事」になっている
⇒ 待つほど 相手の記憶の中で 事実が 変わります。 ⚠️ 「催促しづらいから」で 延ばすと、もっと 催促しづらくなります。
声を掛ける形を 決めておく
その都度 文を考えるから 遅れます。型を 1 つ 決めます。
一 いつの分か(日付)
二 いくらか
三 いつまでに どう払ってもらうか
⚠️ 三 を 書かないと「分かりました」で 終わり、また 動きません。
数えておく 3 つ
一 いま 残っている未回収の合計と、いちばん古い日付 ⚠️ **合計より【いちばん古い日付】の方が 効きます。**古い物ほど 取れません。 二 上限を超えて 出した件数 …線が 効いているかの答え 三 誰が 決めた分か(人ごと) ⚠️ 偏っていたら 断れていない人が居ます
記録が残る所に置く
上の三つは、受注・精算・顧客が 同じ所に 並んでいないと 出せません。
言葉と記憶だけだと、誰が いつ 決めたかが 残りません。 ⇒ 「あの方は だいぶ 溜まっている気がする」で 終わり、いくらか 誰も 言えません。
tasteck では 受注と精算が 顧客の記録に乗るので、残っている分を 顧客ごとに 並べられます。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に 上限の額と 期限を 決めてください。
溜まるのは 相手のせいではありません。線を 引いていないからでございます。