店内の連絡が 伝わらない ── 掲示しても 読まれない所に 置いている
「言ったはず」「聞いてない」が 毎週 起きる店の共通点。伝わらない 3 つの形と、読む所を 1 つに寄せる手順。既読を取るより 先にやること。
「先週 伝えましたよね」 「聞いてないです」
**どちらも 嘘をついていません。**伝えた側は 伝えており、受けた側は 受けていません。
伝わらない 3 つの形
一 置いた所が 通り道に無い(掲示・共有の場所)
二 流れて消えた(やりとりの中で 下へ落ちた)
三 受けたが 使う時に 思い出せない(刻がずれている)
⇒ 三が いちばん多く、いちばん「聞いてない」と言われます。 2 週間前に 伝えた事は、使う夜には 消えています。
三が いちばん多い訳
人は 使う直前にしか 覚えていられません。
2 週間前に 伝えた …覚えている人は ほぼ 居ない
使う日の 直前に 出る …ほぼ 全員が 見る
⇒ ⇒ 同じ内容でも、置く刻で 伝わり方が 変わります。
⚠️ ですので「伝えたか」ではなく **「使う時に 目に入るか」**で 見ます。
読む所を 1 つに 寄せる
いちばん多い誤りは、置き場所が 増えていくことです。
やりとりの流れ/掲示/出勤の画面/個別の連絡/その場の伝達
⇒ 5 か所に 在ると、どこにも 無いのと 同じ
⇒ 「決まった事は ここにしか書かない」を 1 つ 決めます。 他の所は そこへの案内だけにします。
⚠️ 減らす時は 人を責めないでください。増えたのは 誰かの落ちではなく、その都度 いちばん早い所に 置いた結果です。
3 つに 分けて 置き分ける
全部を 同じ所に置くと、大事な物が 埋もれます。
一 今夜 使う物 …出勤した時に 目に入る所(1 行)
二 決まった事 …残る所(後から 引ける)
三 相談・雑談 …流れてよい所
⚠️ **二 を 三 の中に置くと、必ず 流れます。**そして 誰も 探せません。
既読を取る前に
「既読を付けさせる」は、三(刻がずれている)には 効きません。
既読が付く …読んだ事は 分かる
使う夜に 覚えている …別の話
⇒ ⇒ 既読より 先に、使う直前に もう一度 出す形にします。
⚠️ 既読を 責める材料にすると、中身を読まずに 押す形になります。数は 揃い、伝わりません。
短くする
長い連絡は、読まれないのではなく 途中で 止まります。
1 件 1 用件・3 行まで
⇒ 3 行で 収まらない物は 2 件に分ける
⚠️ **「念のため」を足すほど 読まれなくなります。**要る人にだけ 個別に 足します。
伝わったかを 見る 3 つ
一 「聞いてない」が 出た回数(月) …減っているかだけ 見ます 二 その内容が どこに 置かれていたか …三 の形か、一 の形か 三 決まった事を 探した時に 見つかるまでの 時間 …30 秒で出なければ 場所が悪い
⚠️ 二を 数えると、責める先が 人ではなく 置き場所になります。
読まれない物には 3 つの型が ございます
一 届いていない …その人の見る所に 出ていない
二 届いたが 読まない …多すぎて 目が滑る
三 読んだが 残らない …読んだ刻と 使う刻が 離れている
⚠️ 三は「伝わった」と 数えられてしまいます。 読んだ形跡が 在るので、出した側は 済んだと 思います。
⇒ 手当てが 型ごとに 違います
一 …出す所を 変える(増やしても 届きません)
二 …量を 減らす(言い方を変えても 読まれません)
三 …使う刻の 近くへ 置き直す
⚠️ 型を見ずに 手当てを選ぶと、たいてい「もう一度 出す」になります。 ⇒ 一 にしか 効かない手を、二 と 三 にも 使っている形でございます。
「聞いてない」を 責める所ではない
責める …次から【聞いた事にする】が 始まります
訊く …どこで 落ちたかが 分かります
⚠️ 責めると 落ちた所が 見えなくなります。 聞いていないと 言えなくなるだけで、落ちる形は 残ります。
訊く言葉は 1 つで足ります
「どこで 見るのが 楽でしたか」
⇒ ⚠️ 出した側の言い分を 挟まずに 訊く。 その人の答えが、そのまま 出す所の 答えでございます。
全員へ 出す物と 一部へ 出す物
全員へ …全員が 動く物だけ
一部へ …その人たちだけが 動く物
⚠️ 全部を 全員へ 出す店が ほとんどでございます。 ⇒ ⇒ 自分に 関わらない物が 続くと、関わる物も 読まれなくなります
分け方の 1 問
「これを 読んで、この人は 何かを しますか」
⇒ しない なら その人へは 出さなくて 結構でございます。 ⇒ ⚠️ 「一応 全員に」が いちばん 読まれない形を 作ります。
決まった事だけ 出す
決まった事 …出します
相談中の事 …出しません(決める場で 話します)
⚠️ 相談中の事を 出すと、決まる前に 話が 広がります。 ⇒ ⇒ 後で 変わった時に、変わった事の方が 伝わりません
決まる前に 出したい時
⇒ **「まだ 決まっておりません」**と 書いてください。 ⇒ ⚠️ 書かないと、読んだ側は 決まった事として 受け取ります。
出す人を 決める
誰でも 出せる …重なります・食い違います
出す人が 1 人 …遅くなりますが 揃います
⚠️ 食い違った 2 つが 並ぶと、どちらも 効かなくなります。 ⇒ ⇒ 読む側は 新しい方が 正しいとは 限らないと 知っております ⇒ オプションの説明が 違う
⭕ 量を 減らす いちばん速い手も【出す人を 減らす】事でございます。 一件ずつ 短くするより 効きます。 ⚠️ ⛔ ただし 止める形には しないでくださいませ。 出す人を 1 人にすると、その方が 居ない日に 何も 出なくなります。
1 人にすると 遅い時
一 出してよい人を 3 人までに 決める
二 出す前に 互いへ 一声
⇒ ⚠️ 人数より、誰かが 分かっている事の方が 効きます。
出しすぎると 読まれない
1 日 1 本 …読まれます
1 日 5 本 …流されます
⚠️ 量を 減らすのが いちばん 早い直しでございます。
減らす所
一 全員に 関わらない物(一部へ 回す)
二 決まっていない物(決まってから)
三 同じ事の 繰り返し(貼っておく物へ 移す)
⇒ ⚠️ 三 が いちばん 多うございます。 ⇒ ⇒ 毎回 出している事は、出す物ではなく 置いておく物でございます
急ぎと 急ぎでない物を 分ける
急ぎ …今夜 動く物
急ぎでない …次に 出た時に 読めばよい物
⚠️ 混ぜると、急ぎが 埋もれます。
分ける形
一 出す所を 分ける
二 頭に 印を 付ける
三 急ぎは 1 日 1 本までと 決める
⇒ ⚠️ **三 が 要でございます。**急ぎが 5 本 在る日は、急ぎが 無い日と 同じでございます。
変えた時の 出し方
一 何が 何に 変わったか(前と 後を 並べる)
二 いつから か
三 古い方は どうするか
⚠️ 三 を 書かないと、古い方が 残ります。 ⇒ ⇒ 古い方が 残っていると、変える前より 割れます ⇒ 引き継ぎが その場の話で 終わる ── 夜の交代で 落ちる 3 つ
⚠️ ⭕ **いちばん 落ちるのは【やめた事】**でございます。
新しく 始める事 …新しいので 目に留まります
やめる事 …やめた事は 出てこないので 気づかれません
⇒ ⚠️ 前のやり方が 残っている限り、そちらが 続きます。
変えた事は 1 度では 通りません
⇒ 出た人が 変わるためでございます。 ⇒ ⚠️ 週の 頭と 週末の 両方で 出してください。
読む刻が 決まっていないと 読まれません
⭕ 置き所を 直しても、読む刻が 無ければ 読まれません。
出勤の 最初の 1 分に 置く
⇒ ⭕ 入られてすぐは 手が 空いております。 ⚠️ ⭕ その後は 卓が 付くまでの 間しか ございません。 ⇒ ⇒ 「手が空いた時に」は、この商いでは 来ない刻でございます。
読んだ事を 誰かが 確かめる形にしない
⛔ ⚠️ 一人ずつ「読んだ?」と 訊いて回る形は 続きません。 ⭕ 読む刻を 決めておく方が、確かめるより 早うございます。
夜を またぐ物は 二度 出す
⭕ 前半に 出た事は、遅く 入られる方に 届きません。 ⚠️ ⭕ 同じ物を 二度 出すのは 重なりでは ございません。 ⇒ ⇒ 出勤の 波が 二つ在る店では、二度が 一度分でございます。
出しても 動かない時に 見る 3 つ
⭕ 伝わっているのに 動かない、という形が ございます。
一 …誰が やるかが 書いてありません
⇒ ⭕ 「〜する事」とだけ 書くと、全員が【自分ではない】と 読みます。 ⚠️ ⭕ 名を 入れるだけで 変わります。
二 …いつまでかが 書いてありません
⭕ 刻が 無いと、忙しい夜から 順に 後回しになります。 ⚠️ そして 後回しは、たいてい そのまま 消えます。
三 …やらなかった時に 何も 起きません
⇒ ⛔ ⚠️ 一度 何も 起きないと、次から その形の 知らせは 読まれません。 ⭕ 咎める為ではなく、確かめる人を 決めておくという事でございます。
揃える 順(2 週)
第一週 …全員へ出す物と 一部へ出す物を 分ける
毎回 出している事を 置いておく物へ 移す
第二週 …出す人を 決める(3 人まで)
急ぎを 1 日 1 本までにする
⚠️ 新しい仕組みから 始めないでください。 量が 減っていない所へ 入れても、同じ形で 流されます ⇒ 入れたのに 使われない
よくある問い
Q. 読んでいない人が 悪いのではないでしょうか。 ⇒ ⚠️ 量と 置き所を 先に 見てください。ほとんどが そちらでございます。
Q. 全員へ 出しておけば 安心では ないでしょうか。 ⇒ 逆でございます。⚠️ 関わらない物が 続くと、関わる物も 流されます。
Q. 出す人を 1 人にすると 遅くなります。 ⇒ 3 人までで 結構でございます。誰かが 分かっていれば 揃います。
Q. 急ぎが 毎日 5 本 ございます。 ⇒ ⚠️ **それは 急ぎでは ございません。**分け直してください。
Q. 何から 手を付ければ よろしいでしょうか。 ⇒ 毎回 出している事を 置いておく物へ 移す事でございます。量が 一度に 減ります。
記録が残る所に置く
上のどれも、決まった事が 残る所に 在って、出勤の画面から 辿れないと できません。
流れる所にしか無いと、新しく入った人が 過去を 追えません。⇒ 同じ事を 何度も 伝える形が 続きます。
tasteck では 掲示板とタスクが スタッフの画面に在り、出勤した時に 目に入る形にできます。決まった事は 残り、後から 引けます。
⚠️ ただしツールは最後です。**先に「決まった事は ここにしか書かない」を 1 つ 決めてください。**場所が 1 つになれば、半分は 消えます。
「言ったはず」と「聞いてない」は 両方 本当です。争う所は 人ではなく 置き場所です。