途中で 一人 帰った夜 ── 残った人に 何が起きるか
体調や事情で 途中で抜ける人は必ず出る。その夜に何が起きるかは 決めていないと その場の判断になる。抜けた時の 3 手と、翌日に見る所。
21 時。「すみません、体調が…」
**帰すのが 正しうございます。**問題は そこではなく、その後の 3 時間でございます。
何が 起きるか
一 その人の受け持ちが 誰にも 渡らないまま 宙に浮く
二 残った人が 黙って 拾う(誰が 何を 拾ったか 分からない)
三 拾った人が いちばん 疲れる(そして 何も 言わない)
⚠️ 二 が いちばん 危のうございます。 拾われた事に 誰も 気づかないので、礼も 埋め合わせも 起きません。
帰すのを 渋らない
渋る ⇒ 次から 言い出さない ⇒ 無理して 出る ⇒ もっと悪い夜になる
⚠️ 「大丈夫?」と 訊くのは 帰しにくくします。 ⇒ 「今日は 上がって。あとは こちらで」の方が 早く 決まります。
抜けた時の 3 手
一 受け持ちを 声に出して 割り振る
「◯◯さんの分は、卓は Aさん・電話は Bさん」
⚠️ 黙って回すと、拾った人が 分からなくなります。 ⇒ 名前で 割ると、翌日に 誰が 被ったかが 出ます。
二 その夜に できない事を 決める 全部を 同じ形では 回りません。⇒ 何を 落とすかを 先に 決めます。 ⚠️ 決めないと、いちばん責任感の強い人が 全部 拾おうとします。
三 客の側へ 先に 伝える 待ちが伸びる見込みなら、言ってから 待たせます。 ⇒ 黙って待たせると、同じ 10 分が 倍に 感じられます。
翌日に やる 2 つ
一 拾った人に 礼を言う(名前で・具体で)
二 帰った人に 責めずに 声を掛ける(次に 言い出しやすくするため)
⚠️ 一 を 落とす店が 多うございます。 拾った人は 何も言いませんが、続くと 静かに 離れます。
記録に 1 行 残す
いつ・誰が・何時に抜けた・誰が 何を 拾ったか
⇒ これが 無いと「たまに在る事」で 終わります。 ⚠️ 残しておくと、同じ人に 偏っていないかが 出ます。
見ておく 3 つ
一 途中で抜けた回数(月・人ごと) ⚠️ 同じ人に 続くなら 体調でなく 枠の置き方の話かもしれません 二 拾った人(人ごと) ⚠️ 偏っていたら 次に辞める人でございます 三 抜けた夜の 客の待ち時間 …落とす物の決め方が 効いていたかの答え
隣の話と 分けて 考える
| 何の話か | どちらの頁か |
|---|---|
| 途中で 抜けた その夜(3 時間) | この頁 |
| 前日に 休みの連絡が 来る | 休みの連絡が 前日に来る |
| 休憩が 取れていない | 休憩が 取れていない |
| シフトを 誰が どう 決めるか | シフトを 誰が どう決めるか |
⚠️ 刻が 違います。 前日の連絡は 埋められる時に来ます。途中で抜けるのは 埋められない時でございます。 ⇒ ⇒ 同じ「人が足りない」でも、打つ手が 別でございます。
落とす物を 先に 決めておく
三手のうち 二(何を 落とすか)は、その夜に 考えると 決まりません。
先に 決めておく …3 段くらい
| 段 | 落とす物 |
|---|---|
| 一人 抜けた | 記録の後回し・掃除の一部 |
| 二人 抜けた | 案内の丁寧さを 一段 落とす・受ける枠を 絞る |
| 回らない | 新しい受けを 止める(既に 在る分だけ 回す) |
⚠️ 三段目を 書いておく事が 効きます。 ⇒ 書いていないと、誰も「止める」と 言い出せません。
止める判断は 誰がするか
決めていない …誰も 止めません(皆で 無理をします)
決めている …その夜の 責任者が 止めます
⇒ ⚠️ **役で 決めてください。**名前で決めると、その方が 抜けた夜に 止まりません。
拾った人を 見えるようにする
いちばん 静かに 効いてくる所でございます。
黙って 拾う ⇒ 誰も 気づかない ⇒ 礼も 埋め合わせも 無い ⇒ 静かに 離れる
名前で 割ると 何が 変わるか
「◯◯さんの分は、卓は Aさん・電話は Bさん」
⇒ その場で 3 つ 変わります。
一 拾う人が 決まる(宙に 浮かない)
二 拾った人が 記録に 残る
三 拾わなかった人が 分かる(次の夜に 回せる)
⚠️ 三 が 効きます。⇒ 同じ方に 続けて 寄らなくなります。
埋め合わせの 形
その場 …礼を 名前で・具体で
後で …次の夜の 割り振りで 軽くする
⇒ ⚠️ 後の方を 決めていない店が ほとんどでございます。 ⇒ ⇒ 礼だけだと、3 回目で 効かなくなります。
客の側へ 先に 伝える
黙って 待たせる …同じ 10 分が 倍に 感じられます
先に 伝える …同じ 10 分が そのままです
何を 伝えるか
どれくらい 待つか(幅で よい)/なぜ かは 言わなくてよい
⚠️ 理由を 詳しく お伝えにならないでください。 ⇒ 「人が 足りない」は、こちらの都合として 残ります。
伝える役
その夜の 責任者
⇒ ⚠️ 拾っている方に 伝えさせないでください。 ⇒ ⇒ いちばん 手が 塞がっている方でございます。
同じ方に 続く時
一 体調の話
二 枠の置き方の話(連勤・長い枠・山の刻に 固まっている)
三 その夜だけ 重い受け持ちに なっている
⚠️ 一 から 入らないでください。 ⇒ 二 と 三 は こちらの側で 直せます。一 は 本人の側でございます。
見る順
その方の 直近の 枠の並び ⇒ 連勤・長さ・刻
⇒ 稼働の側の見方は 稼働率の見方 に ございます。 ⚠️ **平均で 見ないでください。**その方 1 人の並びを 見てください。
記録の 1 行を どう使うか
いつ・誰が・何時に抜けた・誰が 何を 拾ったか
月に 一度 並べる
抜けた回数(人ごと)/拾った回数(人ごと)
⇒ ⚠️ 二つ目が いちばん 見られておりません。 ⇒ ⇒ 拾う側に 偏りが 出ていたら、次に 辞められるのは その方でございます。
責める材料に しない
⚠️ 抜けた回数を 本人に 見せないでください。 ⇒ 見せると、次から 無理をして 出られます。⇒ もっと 悪い夜になります。
抜けやすい 刻が 在る
「たまたま」に 見えて、刻に 寄っている事がございます。
一 山を 越えた直後(緊張が 切れる)
二 連勤の 3 日目以降
三 長い枠の 後半
⚠️ 三つとも こちらの側で 動かせます。 ⇒ ⇒ 体調の話にする前に、枠の並びを 見てください。
連勤を 見る
その方の 直近 2 週間の 出勤の並び
⇒ ⚠️ 3 日 続いた後に 抜けているなら、連勤の話でございます。 ⇒ ⇒ 本人は 連勤を 断りにくうございます(断ると 稼げないため)。
長い枠を 見る
枠が 長い ⇒ 後半に 抜ける ⇒ 結局 短くなる
⇒ 最初から 短く置いた方が、店も 本人も 得という事がございます。
抜けた後の 3 時間を 短くする
一 割り振りを 5 分で 済ませる(先に 決めてあれば 済みます)
二 落とす物を 声に出す
三 客の側へ 伝える
⇒ ⚠️ 三つとも 5 分以内でございます。 ⇒ ⇒ ここで 30 分 迷うと、その 30 分が いちばん 荒れます。
迷う理由は 3 つ
一 落とす物が 決まっていない
二 止める役が 決まっていない
三 誰が 何を 拾えるか 分からない
⇒ **三つとも 前の日までに 決められます。**その夜に 決める物では ございません。
二人 抜けた夜
一人と 二人では、別の夜でございます。
一人 …落とす物で 収まります
二人 …受ける枠を 絞らないと 収まりません
⚠️ 「何とか回った」夜が いちばん 危のうございます。 ⇒ ⇒ 回した方が 全部 被っておられます。⇒ 翌日 必ず 拾った回数を 見てください。
絞る形
新しい受けを 止める / 既に 在る分だけ 回す
⇒ ⚠️ 止めた事も 1 行 残してください。 ⇒ ⇒ 残らないと、止めた夜が 無かった事に なります。
1 か月で 揃える 手順
第一週 …落とす物を 3 段 書き出す
第二週 …止める役を 決める(役で・名前でなく)
第三週 …抜けた夜に 1 行 残す形にする
第四週 …拾った回数を 人ごとに 並べる
⚠️ 第一週を 飛ばすと、その夜に 決められません。
抜けた分の 送りと 受注
その夜に 抜けるのは 人だけでは ございません。受け持ちも 抜けます。
受注 …誰が 引き継いだか
送り …配車の 割り当てが 元のまま 残る
予約 …翌日の分を その方が 抱えていた
⚠️ 三つ目が 翌日に 出ます。 ⇒ その夜は 気づかず、翌日の朝に 誰も 知らない予約が 出てまいります。
翌日の分を その場で 見る
その方の 翌日以降の 受け持ちを 1 度 開く
⇒ ⚠️ 抜けた夜のうちに見てください。翌朝では 遅うございます。 ⇒ 変更が 現場へ 届かない形は 予約の変更が 現場まで 届かない に ございます。
送りの 割り当て
元のまま 残る ⇒ 誰も 迎えに 行かない
⇒ ⚠️ 人が 抜けても 送りの予定は 消えません。 ⇒ 配車の順を どう決めるか
店の側の 落ち度に しない・本人の落ち度にも しない
店の落ち度にする …次から 帰しにくくなる
本人の落ち度にする …次から 言い出していただけない
⇒ ⚠️ どちらにも しないでください。 ⇒ ⇒ 見るのは 段取りが 在ったかどうかだけでございます。
翌日の 1 問
「昨夜は 割り振りが すぐ 決まりましたか」
⇒ ⚠️ 人ではなく 段取りを 訊く形でございます。 ⇒ ⇒ 「決まらなかった」が 出たら、落とす物の 3 段が 効いておりません。
帰す時の 一言
言い方だけで、次に 言い出していただけるかが 変わります。
訊く形 …「大丈夫?」⇒ 大丈夫と 答えられます
出る形 …「今日は 上がって。あとは こちらで」⇒ 決まります
添えると 効く 1 行
「言ってくれて 助かりました」
⚠️ **帰す時に 添えてください。**翌日では 遅うございます。 ⇒ ⇒ その夜のうちに 言われると、次も 早く 言い出していただけます。
言ってはいけない 2 つ
「人が 足りないんだけど」…次から 言い出せません
「明日は 出られる?」 …帰る前に 次を 求める形になります
⇒ ⚠️ 翌日の話は 翌日になさってください。
よくある問い
Q. 帰していいのか 迷います。 ⇒ 帰してください。⚠️ 渋ると 次から 言い出していただけません。
Q. 落とす物を 決めると 手を抜く事になりませんか。 ⇒ なりません。⚠️ 決めていない夜は、いちばん責任感の強い方が 全部 被られます。
Q. 拾った人に どう 報いればよいでしょうか。 ⇒ その場は 礼を 名前で。⚠️ それに加えて 次の夜の割り振りで 軽くしてください。
Q. 同じ人が 続けて 抜けます。 ⇒ 枠の並びを 先に 見てください。⚠️ 体調の話から 入らないでください。
Q. どこから 手を付ければ よろしいでしょうか。 ⇒ 受け持ちを 声に出して 名前で 割る事でございます。その夜から できます。
記録が残る所に置く
上の三つは、シフト・出勤・受注が 同じ所に 並んでいないと 出せません。
その場の記憶だと、誰が 拾ったかが 残りません。 ⇒ 「最近 よく 抜ける気がする」で 終わり、偏りが 見えません。
tasteck では 出勤と受注が 同じ記録に乗るので、抜けた夜を 後から 開けます。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に「抜けたら 何を落とすか」を 決めてください。
帰した判断は 正しうございます。決めていないのは その後でございます。