送迎を 何台で回すか ── 足りない日と 余る日が 同じ月に在る
台数は「いちばん忙しい日」に合わせて決まり、そのまま動かない。足りない日と余る日を分けて数える形と、増やす前に効く 4 つ。
「土曜は 足りない」「火曜は 手が空いている」。
どちらも 本当で、台数は いちばん忙しい日に 合わせて 決まったまま 動いていません。
台数の話に すり替わる
現場から上がるのは 大抵「もう 1 台 要る」でございます。 けれど 実際に 足りないのは 台数ではない事が多うございます。
一 台数が 足りない
二 1 件あたりの 時間が 長い(待ち・迂回・戻り)
三 山が 1 時間に 寄っている(分ければ 同じ台数で 回る)
四 割り振りが 遅い(車は空いているのに 決まっていない)
⚠️ 二 と 三 と 四 を 見ずに 一 を足すと、余る日が 増えるだけでございます。
先に 分けて 数える
まとめて「送迎が回らない」と言っている限り、どれが 起きているか 分かりません。
一 予約の刻から 出発までの 遅れ(日ごと・時間帯ごと)
二 同じ時間帯に 重なった件数
三 車が 何も持っていない時間(日ごと)
⇒ 三 が 長い日に 一 が 出ているなら、それは 台数ではなく 割り振りの話でございます。
増やす前に 効く 4 つ
一 山を 分ける 予約の刻を 15 分ずらせる分だけ ずらす。⚠️ お客様の側の都合が 優先でございますが、 店の側で 決められる分(出勤・上がり)は 動かせます。
二 戻りを 減らす 帰りの車を 空で戻さない形にできるか。同じ方面の 次の 1 件を 先に 見る。
三 割り振りを 早くする 空いている車が 見えていれば、決めるのに 時間が かかりません。 ⚠️ **見えていない時、人は 電話で 探します。**それが 遅れの中身でございます。
四 待ち時間を 使う 空いている時間に できる事を 決めておく(洗車・給油・買い出し)。 ⇒ 余る日の 費用が 少し 戻ります。
それでも 足りないなら
増やす判断は 足りない日の数で いたします。
月に 何日 足りなかったか
その日に 断った件数(または 遅れた件数)
⚠️ 「忙しい日は 大変」だけでは 増やせません。 増やすと 余る日の費用が 毎日 かかります。
⇒ 足りない日が 少ないなら、その日だけ 外から 借りる方が 安く済みます。
見ておく 3 つ
一 予約の刻から 出発までの 遅れ(日ごと) …足りない日が 出ます 二 車が 何も持っていない時間(日ごと) …余る日が 出ます 三 一 と 二 が 同じ日に 出ていないか ⚠️ 出ているなら 台数ではなく 割り振りです
足りないのは 台数ではなく【重なり】でございます
1 日の総数 …足りております
20〜21 時の 40 分 …3 件 重なります
⚠️ その 40 分のために 1 台 増やすと、残りの 5 時間は 遊びます。 ⇒ 台数で 解こうとすると、いちばん高い解き方に なります。
先に 数えるのは 最大でございます
⛔ 1 日の総数 …台数を 語りません
⭕ 同時に 動いている数の【最大】…30 分ごとに 1 週間
⇒ ⚠️ **手書きで 結構でございます。**要るのは 精度ではなく、 どの 30 分に 山が 在るかでございます。
重なりを 減らす 3 つ
一 受ける時に 15 分 ずらす
二 近い先を まとめる
三 戻りを 待たずに 次を 割り当てる
⚠️ 三 が いちばん効いて、いちばん されておりません。 戻ってから 次を 決める形だと、空の走りが そのまま 待ちになります。 ⇒ 次の先が 決まっていれば、戻りの途中から 向かえます。
平均ではなく 最大を 見ます
⛔ 1 台あたりの件数 …増やせば 必ず 下がります
⭕ お待たせした分数の【最大】
⚠️ **平均は 増やせば 必ず 下がります。**下がっていないのは 最大の方でございます。 ⇒ 平均を 見ている限り、増やした事は 必ず「効いた」と 出ます。
減らす時は 先に 止めて 試します
1 台 減らす …重なりの刻に 一気に 出ます
1 台 止めて 回す …2 週間。持ったまま 使いません
⚠️ 持っているまま 使わない方が、手放してから 気づくより 安うございます。 ⇒ 戻せる形で 試してから 決める。順を 逆にしない。
台数が 出る 式
その刻に 要る台数 = その刻の 件数 ÷(60 分 ÷ 1 件の 往復の 分)
⚠️ 1 日の 件数から 割り出さないでください。 ⇒ ⇒ 台数は 山の刻で 決まります。1 日の平均では 出て参りません
1 件の 往復に 何分か
一 迎えに 出てから 着くまで
二 着いてから 出るまで(待ちが 在ります)
三 戻るまで(次の所へ 直行する事も ございます)
⇒ ⚠️ 二 を 数えていない店が ほとんどでございます。 ⇒ ⇒ ここが 長いと、台数を 足しても 同じだけ 詰まります ⇒ 待機時間は 誰が払っているか
山の刻だけ 足りない時
一 日 通して 足りない …台数の話
山の刻だけ 足りない …刻の話
⚠️ 後者に 台数を 足すと、それ以外の刻が 空きます。 ⇒ ⇒ 空いた分の 費用は 毎日 かかります
刻の話の 打ち手
一 山の刻だけ 入る人を 立てる
二 山の刻の 前に 出す(先に 動かす)
三 山の刻を ずらす(受ける刻を 散らす)
⇒ ⚠️ 三 は 客の側に かかるので すぐには 効きません。 ⇒ 配車の順を どう決める
自前と 委託の 分け方
自前 …毎日 かかる。空いても かかる
委託 …出た分だけ。ただし 出ない日が ございます
⚠️ 山の刻を 委託で 埋める形が 合う店が ございます。 ⇒ ⇒ ただし 出ない日が ある事を 前提に 組んでください
⛔ ⚠️ 「足りない時だけ」呼ぶ形には なさらないでくださいませ。 足りない夜は 相手も 忙しく、いちばん要る夜に いちばん 来ていただけません。 ⭕ 呼ぶなら 曜日を 決めて 毎週。読める先には 押さえていただけます。
委託が 出ない日に 何が 起きるか
一 待たせる
二 断る
三 自前が 詰まる
⇒ ⚠️ **三 が いちばん 見えません。**その日の 自前の 回転が 落ちます。
曜日で 変える
同じ台数で 毎日 …空く日と 足りない日が 出ます
曜日で 変える …合いますが 人の手配が 要ります
⚠️ 人が 揃うかどうかで 決まります。 ⇒ ⇒ 台数だけ 増やしても、乗る人が 居なければ 動きません ⇒ 週末だけ 人が足りない
曜日ごとに 出す
曜日 × 1 時間ごとの 件数を 3 か月分
⇒ ⚠️ **1 か月では 揺れます。**3 か月 並べてください。
増やした後に 見る数
一 待たせた件数(増やす前と 比べる)
二 1 台あたりの 本数
三 1 本あたりの 費用
⚠️ 二 が 下がるのは 当たり前でございます。 ⇒ ⇒ 見るのは 一 が どれだけ 減ったかでございます ⇒ ドライバーの原価の単位
減らなかった時
一 台数ではなかった(順・待ちの方)
二 増やした刻が ずれていた
⇒ ⚠️ **一 の方が 多うございます。**戻す前に 順を 見てください。
減らす時は 一度に 減らさない
一度に 減らす …戻せません(人が 離れます)
1 台ずつ …測りながら 戻せます
⚠️ ⭕ 余っていても 減らせないのは、減らした日に 足りなくなる 怖さゆえでございます。
一 空いている時間の 長い日を 3 か月 並べる
二 その日に 断った件数が 0 なら、減らしても 断りは 増えません
⚠️ ⭕ ただし【人を 減らす】話とは 別でございます。 台数を 減らして 人を 残す形も ございます。
⚠️ 人は 台数より 早く 離れます。 ⇒ ⇒ 減らして 足りなくなっても、同じ人は 戻って来られません ⇒ 送迎の相乗りは 得か損か ── 台数を減らすと 何が増えるか
台数が 足りているのに 回らない時
⭕ 台数の話に すり替わる前に、これを 見てくださいませ。
戻りが 読めておりません
⇒ ⭕ 出た車が いつ 戻るか 分からないと、次を 出せません。 ⚠️ ⭕ **止まっているのは 台数ではなく【次を 出す判じ】**でございます。 ⇒ 配車で売上を決めているのは「戻りの時間」
出す順が 決まっておりません
⭕ 誰から 送るかを その場で 決めていると、決める間 車が 止まります。 ⚠️ ⭕ **判じている間も 台は 使えません。**台数に 数えられない 空きでございます。
連絡が 途切れております
⇒ ⛔ ⚠️ 着いたか 分からない車は、戻ってくるまで 使えません。 ⭕ 台数を 増やす前に、着いた事が 分かる形が 先でございます。 ⇒ 送迎の連絡が 途切れる ── 車に居る人は 画面を見られない
増やす時に いちばん 見落とす費え
⭕ 1 台 増やすのは、車 1 台の 話では ございません。
人が 要ります
⇒ ⚠️ ⭕ 車が 空いていても、運ぶ方が おられなければ 出ません。 ⭕ 増やす前に その台に 誰が 乗るかを 決めておきます。
空いている日にも 掛かります
自前 …空いても 掛かる
委託 …出た分だけ。ただし 出ない日が ございます
⚠️ ⭕ 足りない日の 為に 増やすと、余る日の 分も 毎日 掛かります。
そして 減らす時が 難しうございます
⇒ ⛔ **人は 台数より 早く 離れます。**増やす判じより 減らす判じの方が 重うございます。
3 つだけ お持ちくださいませ
一 足りないのは 台数ではなく【重なり】である事が ほとんどでございます
二 平均でなく 最大を 見ます(平均は 足りている日で 薄まります)
三 減らす時は 1 台ずつ。人は 台数より 早く 離れ、同じ方は 戻られません
揃える 順(1 か月)
第一週 …曜日 × 1 時間ごとの 件数を 出す(3 か月分)
第二週 …1 件の 往復の 分を 測る(待ちを 含める)
第三週 …山の刻に 要る台数を 式で 出す
第四週 …足りない刻が 何時間 在るかを 出す(台数か 刻かを 分ける)
⚠️ 増やす所から 始めないでください。 足りないのが 1 日 2 時間なら、台数の話では ございません
よくある問い
Q. 何台が 適正でしょうか。 ⇒ ⚠️ 山の刻の 件数と 往復の 分で 決まります。店ごとに 違います。
Q. 待たせている以上 足りないのでは ないでしょうか。 ⇒ ⚠️ 順と 待ちを 先に 見てください。台数でない事が ございます。
Q. 委託を 使ってよろしいでしょうか。 ⇒ 山の刻には 合います。⚠️ 出ない日を 前提に 組んでください。
Q. 増やしたのに 変わりません。 ⇒ ⚠️ 増やした刻を 見返してください。山の刻に 増えていない事が ございます。
Q. 何から 手を付ければ よろしいでしょうか。 ⇒ 1 件の 往復に 何分 かかるかを 測る事でございます。ここが 無いと 式が 立ちません。
記録が残る所に置く
上の三つは、受注・配車・刻が 同じ所に 並んでいないと 出せません。
電話と頭の中だと、何分 待たせたかが 残りません。 ⇒ 「土曜は 足りない」という感覚だけが 残り、何日 足りなかったかが 言えません。
tasteck では 迎えと送りを 未アサインに溜めてから ドライバーの枠へ振る形で、 **空きと 漏れが 1 面で 見えます。**刻も 受注に 残ります。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に 足りない日と 余る日を 分けて 1 か月 数えてください。
足りないのは 台数ではないかもしれません。まず それを 見分けてください。