新人が 3 週間で 辞める ── 辞める決めは 初日の 2 時間で 出ている
3 週間で辞めた人の決めは、3 週間目にされていない。初日に何が起きたかで ほぼ決まる。初日の 2 時間・7 日目・3 週目に 何を置くか。
3 週間で辞めた。「思っていたのと違った」と言われた。
**その決めは 3 週間目に されたのではありません。**多くは 初日の 2 時間で ほぼ 決まっています。
初日に 何が起きているか
一 誰も 自分を 待っていなかった(来る事が 伝わっていない)
二 誰に 訊けばいいか 分からない
三 何もしていない時間が 長い
⇒ **三 が いちばん 重うございます。**忙しくて 放っておかれた側は、 「自分は 要らないのでは」と 読みます。忙しさは 言い訳になりません。
「教える人」が 決まっていない
いちばん多い形は、教える人が その日の誰かになっている事です。
初日 …A さんに 教わる
2 日目 …A さんが 休み。B さんに 訊く
3 日目 …B さんが「それは A のやり方」と 言う
⚠️ 食い違いが 出た時、新人は「自分が 悪い」と 読みます。 そして 誰にも 訊かなくなります。⇒ ここから 静かに 離れます。
置く物は 3 つだけ
一 初日の 2 時間の 段取り
待っていた事を 伝える(名前を 呼ぶ・席を 用意しておく)
今日 やる事を 3 つに 絞って 先に 言う
最初の 1 つを 一緒に やる(見せるのではなく)
二 名指しの「訊く相手」 役ではなく 人の名前で 決めます。「困ったら 誰々さん」。 ⚠️ 「分からなかったら 誰でもいいから 訊いて」は 誰にも 訊けないという意味になります。
三 7 日目の 15 分 辞める人の多くは 7 日目までに 決めています。 ⇒ 決まってから 訊いても 遅うございます。
7 日目に 訊く事
長い面談は 要りません。3 問だけ。
一 いちばん 分かりにくかったのは 何か
二 誰に 訊けばいいか 迷った事は あったか
三 聞いていた話と 違った所は あるか
⚠️ **三 が 出たら 採用の側の直しです。**教育では 直りません。 ⇒ 募集の文か、面接で 話した内容が 実物と ずれています。
3 週目に 起きる事
初日を 越えても、3 週目に もう一段 在ります。
一 出来る事が 増えて、任される量が 急に 増える
二 まだ 早い判断を させられて、間違える
三 誰も 見ていないので、間違えた事だけが 残る
⇒ 二 と 三 が 重なると 辞めます。 ⚠️ 「任せた」と「放った」は、受ける側からは 同じに見えます。
数えておく 3 つ
一 初日から 7 日以内に 辞めた人の数 …初日の段取りの成績 二 8〜30 日で 辞めた人の数 …3 週目の段の成績 三 辞めた人が 初日に 教わった相手 ⚠️ 偏っていたら 人の問題ではなく 段取りの問題です
⚠️ 一 と 二 を 分けずに「早期離職率」で 見ると、どちらの段が 壊れているか 出ません。
記録が残る所に置く
上の三つは、入店日・教えた人・辞めた日が 同じ所に 並んでいないと 出せません。
手書きの控えと その場の記憶だと、辞めた後に 誰も 初日の事を 覚えていません。 ⇒ 毎回 「最近の子は」で 終わり、段取りは 直りません。
tasteck では 在籍と シフトが 同じ記録に 乗るので、入店日からの日数で 並べられます。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に 初日の 2 時間の段取りを 1 つ 作ってください。
3 週間で辞めた人は、3 週間 迷っていたのではありません。初日に 決めて、辞める理由が 揃うのを 待っていただけです。