指名が 止まった時 誰も気づかない ── 辞める 2 か月前に 数字が先に落ちる
指名が減り始めてから辞めるまでには間が在る。その間に誰も気づかないのは、全体の売上しか見ていないから。個人の去年と比べる形と、気づいた後にやること。
先月 辞めた子の指名は、3 か月前から 減っていました。
誰も 気づきませんでした。店の売上は 変わっていなかったからでございます。
なぜ 見えないか
一 全体の売上しか 見ていない(誰かが減れば 誰かが増える)
二 出勤日数で 割っていない(出た日が減れば 指名も減って 当たり前)
三 本人と 比べていない(他の子と 比べても「誰が多いか」しか 出ない)
⇒ 三 が 元でございます。 比べる相手は 他の子ではなく、その子の 3 か月前でございます。
落ち方に 型が在る
一 新規の指名が 止まる(本指名は しばらく 残る)
二 本指名の間隔が 開く(月 2 回 → 月 1 回)
三 出勤が 減る
四 辞める
⚠️ 一 と 二 の間に 気づけば 手が在ります。三 まで来ると 大抵 決まっています。 ⇒ ⇒ 見るべきは **三(出勤)ではなく 一(新規)**でございます。 出勤が減ってから気づくのは、いちばん遅い時期でございます。
止まる理由は 3 通り
一 客の側 …太い客が 1 人 来なくなった(本人の力とは 関係ない)
二 店の側 …卓の付け方・入り時間・組み合わせが 変わった
三 本人の側 …気持ちが 落ちている
⚠️ 一 は いちばん多く、いちばん 誤解されます。 本人は「自分が悪い」と読み、店は「調子が落ちた」と読みます。 ⇒ ⇒ どちらも 違います。客が 1 人 来なくなっただけの事が 多うございます。
見分ける 1 問
その子の指名の【何割が 上位 3 人の客からか】
⇒ 偏っていれば、落ちたのは その 3 人のうち 1 人でございます。 ⚠️ その場合 本人に「頑張れ」と言うのは 逆でございます。 やる事は 新規を どう当てるか であって、気合いの話では ありません。
気づいた後に やる事
一 まず 訊く(詰めない)
最近 どう? 何か 変わった?
⚠️ **「指名 落ちてるよ」から 入らない。**入った時点で 話は 終わります。
二 卓の付け方を 1 か月 変えてみる 新規を 意図して 当てる。⇒ 一(新規が止まった)なら これで 戻ります。
三 それでも 戻らないなら 本人の側 ここで はじめて 気持ちの話でございます。⇒ 順を 逆にしない。
数えておく 3 つ
一 個人ごとの【出勤 1 日あたりの指名数】 …出勤の増減で 誤魔化されません 二 新規指名の数(個人ごと・月) …いちばん早く 落ちる所 三 上位 3 人の客が 占める割合 ⚠️ 高い子は 1 人 抜けるだけで 崩れます
⚠️ 全体の売上だけを見ている限り、この三つは どれも 出ません。 誰かが落ちた分を 誰かが埋めるので、合計は しばらく 動きません。
記録が残る所に置く
上の三つは、受注・キャスト・顧客・出勤が 同じ所に 並んでいないと 出せません。
手書きの日報だと、誰の指名が どの客からかが 残りません。 ⇒ 「最近 元気ない気がする」で 終わり、いつから 何が 落ちたかが 言えません。
tasteck では 受注が キャストと顧客の 両方に 紐づくので、 個人ごとに 新規と本指名を 分けて 並べられます。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に「本人の 3 か月前と比べる」を 決めてください。
辞める決めは 辞める日にされていません。数字は その 2 か月前に 落ちております。