シフトの希望が 締切に集まらない ── 出さない人が悪いのではない
締切を過ぎても半分しか出ていない。催促で回すと毎回同じ人が遅れる。出しやすくする 4 つと、出さない人が居ても組める形。
締切は 過ぎました。半分しか 出ておりません。
毎回 同じ人へ 催促し、毎回 同じ返事が 来ます。
出ない理由は 3 つ
一 先の予定が まだ 分からない(本人にも)
二 出す所が 面倒(開く・探す・打つ)
三 出しても 通らない(希望どおりに ならないと 知っている)
⚠️ 三 が いちばん 重うございます。 ⇒ 「出しても どうせ」と 思われていれば、出す理由が ありません。 これは 規律ではなく 信用の話でございます。
通す割合を 見せる
希望が 通った割合 …本人に 伝わっていますか
⇒ 通った時に 何も言わないと、通った事に 気づかれません。 ⚠️ 「今回の◯◯の希望、通しました」と 一言 添えるだけで 変わります。
出しやすくする 4 つ
一 締切を 決めて 貼る(動かさない) ⚠️ 一度でも 遅れた分を 受けると、締切は 目安になります。
二 出す手数を 減らす ⇒ 全部の日を 埋めさせない。出られない日だけでも 十分な事が多うございます。
三 まだ 分からない日を 書ける形にする
出られる / 出られない / まだ 分からない
⚠️ 二択にすると、分からない日が「出られる」に 化けます。 ⇒ そして 後で 崩れます。
四 早く出した人に 先に 割り振る ⇒ 早く出す利を 作ります。罰ではなく 利で 動かします。
出さない人が 居ても 組む
全員が 揃うのを 待つと、いつまでも 組めません。
一 締切で いったん 組む(出ていない人は 空けたまま)
二 出ていない人には「空いています」と だけ 伝える
三 後から 出た分は 空きに 入れる
⚠️ 催促して回るのを やめます。 ⇒ 出さないと 良い枠が 埋まっていると分かれば、次から 出ます。
隣の頁との 分担
| 何の話か | どちらの頁か |
|---|---|
| 希望が 締切に 集まらない(集める側) | この頁 |
| 誰が どう 決めるか(決める側・揉める 3 か所) | シフトを 誰が どう決めるか |
| 前日に 休みの連絡が 来る | 休みの連絡が 前日に来る |
| 途中で 一人 帰った夜 | 途中で 一人 帰った夜 |
⚠️ 集める側だけ 直しても 集まりません。 ⇒ 出ない理由の 三(出しても 通らない)は 決める側の話でございます。 ⇒ ⇒ 決め方が 見えていない店では、何度 締切を 貼っても 出てまいりません。
「出しても どうせ」を どう 崩すか
三つ目の理由が いちばん 重いと 申しました。崩し方でございます。
一 通った希望を 名指しで 伝える
二 通らなかった希望は 理由を 1 行 添える
三 次に 優先する順を 決めておく
⚠️ 二 が いちばん 落ちます。 ⇒ 何も言われないと、見られていないと受け取られます。
理由の 1 行は 短くてよい
「その日は 3 人 重なったので、前回 通らなかった◯◯さんを 先にしました」
⇒ ⚠️ 順の根拠が 在ると分かれば、通らなくても 納得いただけます。 ⇒ ⇒ 根拠が 無いと「気に入られている人が 通る」と 読まれます。
通った割合を 出す
その方の 通った希望 ÷ 出された希望
⇒ ⚠️ 人ごとに 出してください。 ⇒ 偏っていれば、出さなくなるのは 偏っている側でございます。
「まだ 分からない」を 受ける
三択にすると申しましたが、受けた後の決めも 要ります。
まだ 分からない ⇒ いつまでに 決まるか を 一緒に 出していただく
⚠️ 期日が 無いと、そのまま 当日まで 残ります。
二次の締切を 置く
一次 …希望を 出す
二次 …「まだ 分からない」を 埋める
⇒ 二次を 置くと、一次で 三択が 使いやすくなります。 ⚠️ 二次が 無いと、分からない日を 出す事自体が 怖くなります。
早く出した人に 先に 割り振る
四つ目でございますが、⚠️ 「早い者勝ち」とは 別でございます。
早い者勝ち …先に 出した人が 全部 取る ⇒ いちばん 揉めます
早く出した利 …同じ条件で 並んだ時に 先にする
⇒ ⚠️ 並んだ時だけでございます。 ⇒ ⇒ 全部を 早さで 決めると、出せない事情の在る方が 毎回 後ろになります。
順を 先に 貼る
一 前回 通らなかった方
二 早く出した方
三 残り
⇒ 決める順そのものは シフトを 誰が どう決めるか に ございます。
催促を やめる
いちばん 手が かかっているのは 催促でございます。
催促する …毎回 同じ方に・毎回 同じ返事
催促しない …出さない方は 空いた枠に なる
⚠️ 催促を やめる時は、先に 伝えてください。 ⇒ 黙って やめると、冷たくなったと 受け取られます。
伝え方
「◯日で いったん 組みます。出ていない分は 空きのままです」
⇒ ⚠️ 罰の形にしないでください。 ⇒ ⇒ 「出さないと 減らす」ではなく「出すと 選べる」でございます。
締切を 動かさない
一度 待つと 締切は「そのあたり」になり、毎回 待つと 無くなります。
それでも 動かす時
店の側の事情で 動かす …必ず 全員へ 同時に 伝える
一人のために 動かす …やらない
⚠️ 後者を 一度 やると、次から 全員が 遅れます。
動かさなかった事を 見せる
締切で 組んだ ⇒ 後から 出た分は 空きに 入れた
⇒ この形が 一度 回れば、次の月から 変わります。 ⚠️ 言葉ではなく 一度 実際に 回すのが 効きます。
数えておく 3 つ
一 締切までに 出た割合(人ごと・月ごと)
数え方 …締切前に 出た人数 ÷ 出す対象の人数
⇒ ⚠️ 全体だけ見ると 偏りが 見えません。人ごとでございます。
二 希望が 通った割合(人ごと) ⇒ 出さなくなる方は、たいてい ここが 低い方でございます。
三 催促した回数 ⇒ ⚠️ 0 に 近づけるのが 狙いでございます。減らないなら 形が 変わっておりません。
出す手数を どこまで 減らせるか
二つ目に挙げた所は、測れば すぐ 分かります。
出すのに かかる刻 …実際に 一度 ご自分で やってみる
⚠️ 3 分を 超えていれば、出ません。 ⇒ ⇒ 忙しい方ほど 後回しになり、後回しは 締切を 越えます。
減らし方の 順
| 手 | 効き |
|---|---|
| 出られない日だけ 受ける | いちばん 大きい |
| 前月と 同じで よい形にする | 次に 大きい |
| 開く所を 1 つにする | 効くが 手間がかかる |
| 打つ字を 減らす(選ぶ形に) | 小さいが 積もる |
⇒ ⚠️ 上の 2 つで ほとんど 済みます。 ⇒ ⇒ 三つ目から 始める店が 多く、そこは いちばん 手がかかります。
前月と 同じで よい形
「前月と 同じ」を 1 回 押すだけ ⇒ 違う日だけ 直す
⇒ ⚠️ 毎月 ほぼ 同じ方が 多うございます。 ⇒ ⇒ その方々に 毎月 一から 出させているのが、いちばんの 手間でございます。
出ない方が 決まっている時
毎回 同じ方が 遅れる
⚠️ 規律の話に する前に、その方の側を 見てください。
見る 3 つ
一 その方の 通った割合が 低くないか
二 その方の 予定が 実際に 決まりにくくないか(他の仕事・学校)
三 出す所に 届いていないか(見ていない・使えていない)
⇒ ⚠️ 三 が 意外に 多うございます。 ⇒ ⇒ 「出していない」のではなく **「出す所を 知らない」**事がございます。
一度 一緒に やってみる
その方の手元で 1 回 出していただく
⇒ ⚠️ 見ていると、どこで 止まっているかが すぐ 分かります。 ⇒ ⇒ 訊いても 出てまいりません(面倒だと 言いにくいためでございます)。
組んだ後に 変わる分
締切に 集めても、その後に 変わります。
前日の連絡 / 途中で 抜ける / 直前の交代
⇒ ⚠️ 集める側だけ 直しても、組んだ後の分は 減りません。 ⇒ 前日の連絡は 休みの連絡が 前日に来る、 途中で抜ける分は 途中で 一人 帰った夜 に ございます。
変わった分を 誰が 埋めたか 残す
いつ / 誰の分を / 誰が 埋めたか
⇒ ⚠️ 残さないと、埋めた方に 何も 起きません。 ⇒ ⇒ そして 埋める方は だいたい 同じ方でございます。
1 か月で 揃える 手順
第一週 …出す手数を 減らす(出られない日だけでも 受ける)
第二週 …三択にする(出られる/出られない/まだ 分からない)+ 二次の締切
第三週 …通った希望を 名指しで 伝える・通らなかった分に 理由を 1 行
第四週 …締切で いったん 組む(催促しない)
⚠️ 第四週を 飛ばさないでください。 ⇒ 一度 実際に 回さないと、締切が 効くと 分かっていただけません。
締切を いつに 置くか
「動かさない」と申しましたが、いつに 置くかで 守られ方が 変わります。
早すぎる …本人にも 予定が 分からない ⇒ 出せません
遅すぎる …組む刻が 足りない ⇒ こちらが 崩れます
実測から 決める
出された希望が、後から どれだけ 変わったか
⇒ 変更が 多ければ 締切が 早すぎます。 ⚠️ 逆に 変更が ほとんど無いなら、もう少し 早めても 守られます。
二段に する
一次 …大まかな 出られない日(早め)
二次 …確定(組む 直前)
⇒ ⚠️ 一次だけで 組もうとしないでください。 ⇒ ⇒ 一次は 枠の見当を 立てるための物でございます。
稼働の側と 繋がります
希望どおりに 組むと、金曜に 集まり 火曜が 空きます。
希望どおり …本人は 満足・店は 偏る
需要に 合わせる …店は 揃う・不満が 出る
⇒ ⚠️ どちらかではなく、偏りを 数で 見せる事でございます ⇒ 稼働率の見方
見せると 変わる
「火曜は 3 人・金曜は 12 人 希望が 出ています」
⇒ ⚠️ 数を 見せると、自分から 動かして下さる方が 出ます。 ⇒ ⇒ 見せずに 動かすと、動かされたと受け取られます。
よくある問い
Q. 催促を やめると 本当に 出ますか。 ⇒ 一度 実際に 組んでから でございます。⚠️ 言葉だけでは 変わりません。
Q. 出さない人を 減らしてよいでしょうか。 ⇒ 罰の形は お勧めいたしません。⚠️ 出すと 選べる形の方が 効きます。
Q. 三択にすると「分からない」ばかりになりませんか。 ⇒ 二次の締切を 置いてください。⚠️ 置かないと そのまま 当日まで 残ります。
Q. 通った割合を 見せるのは 気まずくございませんか。 ⇒ 全体を 見せる必要は ございません。⚠️ その方の分だけで 足ります。
Q. どこから 手を付ければ よろしいでしょうか。 ⇒ 通った希望を 名指しで 伝える事でございます。今月から できます。
記録が残る所に置く
上の三つは、提出・確定・交代が 同じ所に 残っていないと 出せません。
やり取りが 会話だと、いつ 出たかが 残りません。 ⇒ 「あの人は いつも 遅い」という感覚だけが 残り、通した割合も 見せられません。
tasteck では 提出と確定が 同じ記録に乗るので、出した刻で 並べられます。
⚠️ ただし ツールは 最後です。先に「締切を 動かさない」を 決めてください。
出さないのは だらしないからではありません。出しても 変わらないと 知っているからでございます。