NG を どう記録して どう共有するか ── 覚えている人がいる間は 問題にならない
キャストと客の NG は、覚えている人が居る間は回る。その人が休んだ日に事故になる。記録の形と、共有してよい範囲・書いてはいけない事の線引き。
「あの子は あのお客さん NG だから」
**この一言が 事故を防いでいます。**そして この一言は、たいてい 1 人の頭の中にしかありません。
その人が休んだ日、または辞めた日に、同じ組み合わせが 配車されます。
NG には 少なくとも 3 種類あります
一緒に扱うと、扱い方を間違えます。
一 キャストから見た NG …この客は 受けたくない
二 店から見た NG …この客は もう入れない(未払い・迷惑・危険)
三 相性の NG …事故ではないが 合わない(次から避けたい)
⇒ 一 と 二 は 重さが違います。
一 …キャストの安全と 続けられるかに 関わる
二 …店の判断(誰かが決める)
三 …配車の質の話
⚠️ 三を 一と同じ強さで扱うと、選べる相手が どんどん減ります。
覚えている形の 3 つの弱さ
一 覚えている人が 休むと 効かない
二 なぜ NG かが 残らない ⇒ 期限が付けられない
三 新しく入った人が 知らない ⇒ その人だけ 地雷を踏む
⚠️ 三が いちばん多く、しかも いちばん辞めやすい人が 踏みます。
記録する形(最小)
書く欄は 4 つで足ります。多くすると 誰も書きません。
誰と誰 …キャスト と 客
いつ …付けた日
どちら発 …キャストから/店から
一言 …何が在ったか(1 行)
⚠️ 「一言」だけは 省かないでください。なぜ NG かが 無いと、外す判断が 永久にできません。
期限を 決めておく
NG は 放っておくと 永久に 増え続けます。
一(キャスト発) …そのキャストが 居る間は 有効。外すのは 本人の申し出だけ
二(店の判断) …期限を付ける(半年・1 年)/付けないなら 理由を書く
三(相性) …半年で 自動的に 外す
⚠️ 二 で期限を付けないと、代替わりした時に「なぜ止めているか 誰も知らない客」が 残ります。
誰が見られるか
ここは 分けた方が よく回ります。
配車する人 …一 と 二 と 三 …全部 見える必要が在る
キャスト …自分に関わる 一 だけ
他のキャスト…見えない
⚠️ **キャストどうしで 客の話が回る形にしない。**評判が 独り歩きし、記録が 正確でなくなります。
書いてはいけない事
⚠️ ここは 慎重に。記録は 残ります。
書く …何が在ったか(行いの事実)
書かない …人物への 決めつけ・病気や属性の推測・伝聞
⇒ 「30 分 遅れて 支払いを渋った」は 事実です。「常識が無い」は 評価です。 事実だけを書くと、後から読む人が 判断できます。評価だけだと できません。
⚠️ どこまで記録してよいか・どれだけ持ってよいかは 法の話でもあります。 国や自治体で違い、顧問弁護士の席の判断です。作る前に 一度 通してください。
現場で「その場で書ける」形にする
いちばん多い失敗は、「後で書こう」で 書かれないことです。
その場で 書ける(1 行・スマホから)
⇒ 詳しく書かせようとすると 書かれない
⇒ ⇒ 4 つの欄だけにする理由が ここに在ります
見ておく 3 つ
一 今月 増えた NG の数 …増え続けているなら 期限が効いていません 二 期限で 外れた数 …0 なら 期限が 形だけになっています 三 NG が 1 人に集中していないか …特定のキャスト・特定の客に偏っていたら、そこが本体
⚠️ 三で 1 人の客に 集中していたら、それは NG の記録の話ではなく 出入りの判断の話です。
記録が残る所に置く
上のどれも、NG が 客とキャストの 両方に紐づいて 残っていないと できません。
伝票の端や 個人の記憶だと、配車の画面に出ません。⇒ 知っている人が居る日だけ 効きます。
tasteck では NG が客とキャストに紐づき、配車やスケジュールの画面で 組み合わせが出ない形にできます。理由と日付も 一緒に残ります。
⚠️ ただしツールは最後です。先に 上の 4 つの欄と、期限の決めを 手元で 作ってください。
覚えている人が居る間は、これは問題になりません。問題になるのは その人が居ない日です。